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38. ヘイヨーからのハイタッチ


物心ついた時から人見知りが激しくて、来客があることを知らされず、心の準備ができていない状態で来客とイキナリ対面してしまうと驚きのあまり、
心臓に何らかのダメージを感じるほどだったり、場合によっては、制御不能になってその場でギャン泣きするような子どもだったから、今でも顔見知り程度の不特定多数の人が集まる場などは本当に苦痛で、そうした場に居合わせなければならなかった後、2日間は家でグッタリしている。
「それは、努力するところだ。」と言われたけど、無意識の努力をしてきた結果の今だから、努力したけりゃすればいいし、したくなけりゃしなくていいと個人的には思っている。
こじらせた感は否めないが、このまま続けていたら今以上に自己肯定が難しくなってしまう氣がして仕事のために開設したSNSアカウントを全て捨てた時の清々しさは今でも忘れられない。

そんなSNS不適合者が様々な理由から必要性を感じ、友人知人には知らせずに再びアカウントを取りなおした。
通りすがりに目にした呟きに感情が反応するのを楽しみ、すれ違いざまに
一言二言交わしてハイタッチするような、一瞬の関わり方ができたら苦手意識を書き換えることができるかもしれない。
先日、通りすがりに目についた呟き。

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インドのロックダウンは本当に早かった上に長期にわたっている。
ムンバイあたりは解除の兆しがみられるようだから、もう少しなのかも
しれないけど、こうした募金を募るということは、相応の状態にある
ということだ‥と、今さっき知ったお二人なれど、ハートが反応している。
こうした記事はいくらだって飛び込んでくるけど、不思議と一律に感情が
振れることはなく、そのままスルーすることだってあるのだから、感情が
振れた時はサインだと思うことにしている。
何より、見ず知らずの人と「ヘイヨー」からのハイタッチで「応援してるぜ。」って言われたらめっちゃ嬉しい。
アクション起こすならと、SNSでの拡散、週明けに発行しているメルマガでの告知、そしてここnoteでもやってみようと思った。


自分とって難解で決して居心地が良いわけではないこの世界で親しみのある
笑顔で一日を過ごす人たちは、実に楽し氣に泳いでいる。
そんな風になれないかと、こんな風に世界を愛せないかと奮闘したことも
あったけれど、たどり着いた答えは『ありのままを受け入れよ。』で、
ありのままを受け入れたら、自分が世界を愛せないという妄想の裏には
自分なりに世界を愛していたという事實があった。

この世界を試したいというアソビゴコロが、静まり返った水面に小さな水滴を落として波紋が広がるに任せようとしている。
我々が意識している以上の無意識の愛のドラマは、この世的な理屈や実績が霞むほどのものであると自分のコアは知っているのを感じている。

このページにたどり着く人の確率はめったにいない。
それでも、偶然という名の必然でこのページを見てハートがポジティブに
反応したら是非とも出来る範囲のアクションを起こしてほしい。
そのアクションの結果は、分かり易いカタチの手応えとしては返ってこないかもしれないけど、一度落した雫の波紋は広がり、意図的には描けない唯一無二、自分にしか描けない景色を水面に映す。
そんな景色をこの世界で誕生させたことは、この世的な計りでは計れない
貢献であるに違いないと信じている。




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