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67. キレ処


先日、ちょっと聞きたいことがあってスターシードオラクルカードに聞いた
ところ、今じゃなくてもう少し先で絶妙なタイミングがやってくるとの回答を得た(と感じた)のは良いのだけれど、アピールしてきた2枚の内の1枚、

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HIRAETH(ヒライス)という、ウェールズ語で『懐かしさ』という意味のカードの解説終盤の『でも、あなたの魂は地球に生きることを選びました。ですからこの人生を充実させて生きないといけません。』あたりからモヤモヤして、最後の<スターシードへの質問>『どのように、この人生を一生懸命に生きることができますか?』でドーン!

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その質問は、一生懸命生きてない人を作ってまぅやろがぃ。
どう見えようと、今ここに存在してるってだけでみんな一生懸命なんだよ。
一生懸命じゃない人なんていないんじゃない?

と久しぶりにキレた。
ま、これ、自身が一生懸命生きていないと何処かで思っているから腹立たしいだけなのだけれど(苦笑)、こういう瞬間は自分の思いが分かる大事な場面で、わかったのだからヨシとして、ここから正しさを追求しなければ大正解だろう。

キレを味わった後、カードに本氣でキレている様があまりにもオカシくて
プッと吹き出したら、7~8年前に訪れた伊勢神宮内宮でキレたことを思い出した。
スピ業界に片足突っ込んでいた時だったから毎日誰かしらが『〇〇神社を訪れました』的なブログをUPしており、中でも伊勢神宮探訪記事は、周囲が無条件に沸くほどの流行り病並みの参拝ブームだったのだけれど、行って帰ってくる資金に難あり状態の自分、伊勢にそれほど惹かれないこともあり、潔く諦めていたらイベントで知り合った女性実業家さんが懇意にしている霊能者さん同行での日帰り弾丸ツアーを提案してくれて、夜東京を発ち夜の間中高速をぶっ飛ばして早朝到着で参拝して帰ってくるという、なかなかの弾丸っぷりながら、まさかのドアtoドアで行って帰ってくることができた。
当時も、今思い出しても、あれは奇跡としか言いようがない出来事ではあったのだけれど、霊能者さんの見立てによると守護神が『瓊瓊杵尊/邇邇芸命』
ということだったからお婆ちゃんである天照がいる所へ連れて行ってもらえたのかもしれない。
宗教全般に疎い上にさほど興味もないため、伊勢神宮情報といえば<みんながォォー!って沸くなんかすげぇ神社。>ぐらいしかないまま訪れた。
朝6時、内宮に到着。
参拝はセオリー通りに外宮からするけれど、せっかくだから朝の氣に浸ろうってんで、参拝前にイイ感じで朝靄が立ち込める内宮の氣をしばし浴びてから二見浦に移動し、ジャイアントロボのように直立していた龍に挨拶してから朝食の伊勢うどんを頂いた後いざ参拝。

内宮では、御垣内参拝なる特別参拝を体験させて頂いた。
御幌(みとばり)という白い布の前でご挨拶するのが通常参拝。
風もないのに突然白い布がフワァ~って上がって神さまも歓迎してくれた♪ってテンションあがるアレね。
特別参拝は、奉納金額によって入れる領域が異なるという三次元的なシステムだったりするらしいんだけど、とにかく何も知らないからトップバッターの実業家さんの特別参拝を見学と思っていたのに、芸能人水泳大会の浮島渡りのような歩き方をしている実業家さんの歩き方を見ていたらモヤモヤしてきた。御垣内に敷かれている玉砂利はホットストーン大で、フォーマル寄りの服装での参拝が基本となると女性はヒールのある革靴でストーンの上を転ばないようにグラグラとバランスを取りながら歩くことになる。

神さまにご挨拶に行くまでがアスレチックってどゆこと?!
つか、足の不自由な人や車椅子だったら入ることもできないわけ?
ふんっ‥ヒトが作るモノなんて所詮こんなもんよね。ぁーヤだヤだ。
そこんとこ、神さま何とも思わないものかね?


と、神を御前で本氣ギレしていたらフワァッと涼しい風が吹いてカラダを包む蒸し暑さが一瞬和らぎ、風が吹いてきた方を振り向こうとしたところで、
「ぅんぅんぅん、わかった、わかった。
 お前さんの言いたいことは わかったからもう落ち着け。
 もういい。もう大丈夫だ。ありがとさん。」

と、オッサンの声が頭の中に響いてなだめられた。って、誰?
ここにいらっしゃる神さまだと感じたけど、天照大神って女性で瓊瓊杵尊のお婆ちゃんだって聞いてるし、あの声は誰なのかしら?と頭の中が「?」で
いっぱいになったけど、まさか後に<天照実は男性説>を知ることとなるとはこの時は思いもしなかった。

立派な神社だった。
あの環境を維持するために投じている有形無形のエネルギーはハンパないことはわかるのと同時に、そこに携わる人々の自負や自尊心を感じる時、神聖とされるこの地もまた光と闇を内包するものだとも感じた。

霊能者さんに感想を聞かれたので、バチカンから感じるものと似たようなものを感じたことと、地球外生命体という意味での宇宙人の氣配を時々感じると言ったら、ヒトから見えないのを良いことに時々つまづかせたり転ばせようと遊んでいる宇宙人を霊能者さんも度々見かけると言っていた。
そもそも、お社というものが、ヒトが用意したものに「どうぞお入りください。」と、心から神をもてなし続けているものなのか、呪詛のようなもので神を閉じ込めているのかはわからないけれど、神社と神様の関係って近いようで両者の間にはアクリル板のようなものがあって混じり合うことがないのかもしれない‥なんて思ったりもした。
ついでに内宮での出来事を話したところ、当然のことだが霊能者さんには
呆れられ、女性実業家さんには爆笑された。

時々、こんな風に身の程もわきまえず高次元に対して本氣でキレてしまうスペックは健在らしいことが分かった。

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