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20200506

12時になったら東京ラブストーリーの第3.4話の配信が始まるのをこの一週間心待ちにしていた。もう連続ドラマなんて何年も見ていなかったように思う。きれいめなラブストーリーなんてさらに久しぶり。 石橋靜河が好きになったのは「夜空はいつでも最高密度の青色だ」を見たとき。2017年とかだったと思う。スクリーンに映る勝気な歩き方とぶっきらぼうに放たれる言葉の一つ一つに心を持っていかれた。そのあとも「きみの鳥は歌える」「新聞記者」「21世紀の女の子」「いちごの唄」などでたびたび見かけた

    • 20200504

      何もすることがないのだから、なぜ起きなければならないのか?なぜ寝なければならないのか?朝とは何か夜とは何かみたいなところにまでたどり着いた。まるで赤ちゃんみたいに眠たいときには眠り起きてご飯を食べまた横になるような生活をしている。正直終わってほしくない。けれどこの期間に何をしていたかが将来どこかのタイミングで問われるのだろうと思うと恐ろしい。 人生で一番暇なのは間違いなく今だ。そんなこの期間に私が自分に課した課題はただ一つ。 一日のうちに映画、本、ドラマやライブ配信などを

      • 20200501

        朝まで人のインスタライブを見ていてほとんど寝なかった。最後ベランダでたばこを吸いながら寝落ちしたみたいで、音量を上げてみた。新聞配達のバイクの音と寝息、という見事な音になぜか感動してしまって自分の部屋の窓を大きく開けた。生活している中で聞こえてくるどんな音も聞き逃したくないのに、私は音楽が大好きだ。そういえば読んだ本の中でつらい経験をした主人公が、浴槽につかるということが余計なことを考えてしまうからできなかったと書いてあった。音楽がない生活は私にとってはきっと考えることをやめ

        • きみはいい子

          自分が最後に抱きしめられた時のことを思い出せなかった。きっとそれが私が自分のことも人のことも好きになれないこととつながっているのかもしれない。きっとこの映画にはヒントがあると思った。 冒頭のシーン、尾野真千子演じる母親が怒るシーン。声も叩き方も寸止めするのも、分かったかと問いかける場面も私の母親にそっくりだった。この映画を見ようとしたのは今回が三回目になる。高良健吾が俳優として好きだった高校二年生、呉美保監督の「そこのみにて光り輝く」にこころを動かされた大学一年生、そして今

          きょうのできごと a day in the home

          24日午後八時に解禁された行定勲監督の新作ショートムービー。完全リモートで製作された物語であるということを知らずにただの配信だろうと再生した。しかしそれは物語であり映画であり、映画を見に映画館へ行ったことのある誰しもが持つ、その体験の、そしてそのずっと後になっても残る映画による素晴らしさが描かれていた。そしてこれからの映画の可能性を受け取れた気がする。 再生してすぐは、大きな声で歌を歌う4人の人気俳優と1人の歌手という風に見える。新型コロナの影響で多くの芸能人も配信を行って

          きょうのできごと a day in the home

          20200424

          リモートワークにzoomに遠隔授業にオンライン飲み会と、コロナの影響で生活様式が大きく変化していく中、ついにノートパソコンを購入するに至った。もともと今年度は特に必要になることは分かっていながらも、値段というよりかはどれを購入するかの決断が面倒で遠ざけていた。家電量販店の店員は何でみんないけ好かない奴らばっかりなんだ。だがしかし、さすがにこのご時世、避け続けることもできずいわれるがままに購入してしまった。一番無難な奴。17万円があったら部屋にでっかいミラーボールを設置したの

          your nameに行かなかった話

           突然少年のフジロックメインステージが決まった日、KOTORIのルーキーが決まった日、NOT WONKのyour nameの開催が発表された日。2019年7月5日の本当に嬉しくとも複雑な気持ちはまだ覚えてる。昨年フジロックにボランティアとして初めて参加して受け取った衝撃はあの小さなステージにもあって、その場では見ることができたpaioniaに票を入れ、ネットではその後に出会ったNOT WONKに票を入れた。突然少年のカッコ良さは知っていたから文句なしだしRED MARQUEE

          your nameに行かなかった話