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法人営業の一丁目一番地⑤

前回は

さて、docomoBusinessの営業担当者として、アカウントしているラーメン屋さんに「顧客単価」「座席数」「回転率」に課題があるとしたら、どこが自分たちのソリューションの出番だと思いますか?

こんなクイズで終わりました。さて、答えは沢山あるので正解が取れって話では無いのですが、いくつ思いつきましたか?

少なくとも、拠点リーダーやマネージャー、そして通信キャリアのRMさんだとしたら、片手は思いつかないとヤバイかもしれませんよ(笑)

売上 = 「顧客単価」×「座席数」×「回転率」

の3つのパラメータのどこを皆さんの取り扱う「ICTソリューション」で解決していくか。

物事を思考する上で大事なのは「前提条件を明確にすること」です。前提条件っていうのは「考える上で、その条件が変わったら成り立たない事」ってやつです。

さて、そうすると今回のラーメン屋さんの売上ビジネスモデルを考える上での前提条件を決めます。

「docomo businessの商品サービスで変化を起こせる部分はどこ?」が我々の考えるべきこと。

この問いに対しての前提条件はこんなのどうでしょう?「docomo businessでは手のつけられないパラメーターはどこ?」

はい、答えがでましたね

「座席数」

ここは、不動産屋さんの仕事です。もしくは工務店さん?

座席数を増やしたいって終われても、それはdocomo businessの解決できる話ではないですね(笑)※もちろん、代理店の中には、グループ会社に不動産屋さんがあれば提案できない話ではないかもしれませんが、今日はそれはおいておきましょう。

前提条件を考える事で、視野から落とすべきパラメーターが決まりました。※ちなみに、こういう物事をそぎ落とす思考が戦略的思考と言われます。

ということで焦点を当てるのは「顧客単価」「回転数」と言うことになりました。

なぜ、この2つがdocomo businessのソリューションに関連するか。もしくは世の中にあるICTサービスで改善することができるか。

ちなみに、ラーメン屋さんの「損益分岐点比率」って聞いたことありますか?会計用語なので知らない人も多いと思いますので簡単に書きます。※いずれ解説します

損益分岐点比率 = このラインまでなら赤字に転落しない減少割合

です。

ラーメン屋さんの損益分岐点比率は一般的には「95%前後」と言われています。

毎日100杯が95杯に減ったら収支トントンってことです(とても粗っぽい説明ですが)

売上をいかに維持するか大変なんですよ、ラーメン屋さんは。理由は原価が我々素人が思っている以上に大きいせいから何ですが・・・

おっと長くなりました。次回は、その売上を維持する、もしくは伸ばすために「顧客単価」「回転数」にdocomo businessというかICTがどう課題解決になるかを書きましょう。

では、また次回に会いましょう。

4DL Technologies株式会社
HRC部門 CCO
荒巻順
https://4dlt.com





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