ほこりのつもるつくえ

あかりのともるおうち

勉強机をすてたい。小学１年生以前からある机。私には自分の部屋というものがないので、この机が所謂私だけの世界だ。

いまだに謎の小さいメモ帳（200円）やすごく欲しかった気がするけどインクがついていないものすらあるスタンプセット、散らばるレターセットが住んでいる、小学生の私がいる場所。ほこりがすごい。

最近の小学生も用途がよくわからない微妙なサイズのメモ帳を誕生日に贈りあったりするのだろうか。あれは誕生日に贈りあうというだけの需要で成り立っていたのかもしれないとすら思う。みんな何につかってる？まだあるよね家に。新品のやつがさ。

ほこりとは時間である。つもった埃は、つもったほこりは、ここにあった時間なのかも。やつらはいったいどこから出てくるのか…？服の繊維等から発生するらしいけどそんなのじゃ納得できないぞ。生き物ぐらい増えるよね？同居だよもうこんなの。

机の中身の教科書を捨てても紙と本ばっかり、なんとなく新しいものをしまう気にもなれないし、きっといらないものなのに捨てられなかった私の気持ちもわかるので、もう机ある日突然消えてなくならないかなあと3年ぐらい思っている。思っているし火をつける勇気もない。別に火をつけろとはいっていない。

私というやつは記憶に自信がないので日記をつけたいと小学生のころから思っていたようである。トータル12ページぐらいにしか記述がない手帳がいっぱい出てくるし、その大半が愚痴というか、勉強したくないとか行きたくないとか書いてる。へえ。

そんなにやりたくなかったわりにはそこそこ勉強してきたような気がする。なーんでそんなに勉強しなきゃいけないだとか、学校に行かなきゃいけないと考えてきたのか。何がそう思わせてきたのか？不思議だ。不思議だね。

でも私は昨日の私や先週の私、去年の私が考えていたことなんて全くもってわからない。机を片づけていたのは20時間前ぐらいの私だけど、その時思ったこともわかんないし、そもそもなぜ昨日思い立ったのかすらよくわからない。だから日記を書きたいと思っているのである。難しいことだけど。

おみくじやお守り、お土産のキーホルダー、手紙・色紙　捨てづらい。捨てたい。捨てたくない。きっと覚えてない。覚えておきたい。忘れたい。全部捨てたい。忘れてほしい。別に学生時代に何があったわけじゃないんだけどな。いやすごい何かあった風なんだけどほんとに覚えてないぐらい平穏だったような感じなんですけどね。

なくしたいけどすてられない。すてられない女なのだ私は。変なことばっかり覚えてるし嫌だな。1月が終わって2週間。まだ何もしてないでいる。このままいると3年生がはじまってしまうなあ。

すみっコぐらしの映画で泣けるって聞いたから見てみたけど、寝てしまった。ゆーねくすとでドラマとか映画みる。カルテット、大豆田とわ子と三人の元夫、愛がなんだ・・・・・・

机からのんたん（ μ's 東条希）のヘッドフォンでてきた・・・