一人暮らしNewbieの君が買っておいた方が良い品々

わたしの勤めている会社では、不定期でLT会がある。

本来ならこの記事の内容はLTで話そうかと思っていたのだが、出れないので、ここにしたためる。次回開催のLT会の日、わたしはぼっちに優雅に温泉旅行をキメている予定なのだった。あーLTでたかったなぁ。

というわけで、今日は一人暮らしをはじめた君が今すぐにでも買っておいた方がいい品々を紹介しよう。

電子ケトル

これは間違いなく必要だ。家にないのなら、今すぐネットで注文するか買いに出かけた方が良い。

なぜか。それは、お湯を沸かすという手間を最小限にできるからだ。

「レンジでお湯沸かせるからいらんやん」そう思って、わたしもかなりの間、所有せずにすごしていた。しかし、電子レンジはそう賢くはない。メーカーにも寄るのかもしれないが、沸騰したら止めて音を鳴らす、ということをしてくれない。なので、終了のお知らせが鳴った後、人間がお湯が沸騰したか否かをチェックしないといけないのだ。

つまり、以下のような作業が必要になる。

1. 耐熱容器(ガラスポット等)に水を入れる

2. レンジにセットする (かしこいレンジなら温度指定可能だが、それも90度まで等になっているはずだ)

3. レンジ終了の合図がなったら、沸騰しているか確認する

4. 沸騰するまで2と3をループする

3で人間の作業が必要となってしまうため、、他の物事に集中できなくてQLOが下がってよくない。あと、単純に時間がかかりすぎる。ガス、IHも同等の理由でダメだ。

電子ケトルは本当に偉大だ。カップ麺が食べたくなったら、最小の労力で沸騰したお湯が手に入る。

つまり、我々は以下のことをするだけでよい。

1. 電子ケトルに水を入れる

2. スイッチを入れる

電子レンジの湯沸かしと比べると、圧倒的に手順が少なく、何より沸騰するまで人間を必要としない。実際に体験してもらうとわかるのだが、電子ケトルがあるだけで、お湯を沸かすハードルが明らかにさがり、気軽にカップ麺を楽しめるようになる。

消費電力が大きいのでブレーカーが落ちるので使いたくない、という話をきいたことがあるが、それは電気会社との契約と君の懐と、平行稼働させている家電の総電力の問題だ。うまくやってほしい。

近年だと、温度調整付きの電子ケトルがでているので、もし君がコーヒーやお茶にこだわるなら、そちらを買った方だいいだろう。わたしも買う予定だ。

深型フライパン(蓋つき)

もし君が未来永劫料理を全くせずに死んでいくという、固い決心の持ち主でもない限り、深型フライパンを持つことをつよくおすすめする。特に、一人暮らしをはじめるまで全く料理をしてこなかった、完全な自炊初心者ならマストバイだ。

なぜか。それはこいつ一つで、火が必要な調理がなんでも行えるからだ。

「深型」というのは、フライパンのくせに、深い構造になっているものをいう。文字のごとく底が深くなっているので、鍋の代用として使うことができる。ただの「焼く」「炒める」しかできなかったフライパンに、「煮る」「蒸す」「揚げる」の能力がつけたされた、最強のチート野郎なのだ。

でも君は「料理やったことないし、こんなんオーバースペックやわ」と思ったかもしれない。安心してほしい。君もきっと深型フライパンがほしくなるはずだ。

1. 餃子が焼ける(餃子を焼くのにガラス蓋は必須だ!)

2. 蒸し野菜を食べるとよい

3. 鍋をつくれ。お湯に具材をぶち込んで煮るだけだ。

どうだ、ほしくなっただろう? 

One More Thing 、なんと、フライパンに底網を敷くことによって、燻製も作れてしまうのだ。

どうだ、ほしくなっただろう??

とりあえず鍋よりも、ふつうのフライパンよりも先に、深底フライパンを一台用意しよう。そうすれば君もチート調理道具持ちの仲間入りだ。

最近だと、よく野菜たっぷりラーメンを作ったりしている。肉と野菜を大量に炒めて水を入れ、沸騰したら袋麺を投入するという手順だ。ラーメンに入れる野菜は炒めた方がおいしいし、深型フライパンなら、これ一台で炒めと煮る、ができて楽だ。

完全に余談だが、わたしはストゥブのWa-NABEというブランドの鍋を所持している。正直に告白すると、今年の冬はWa-NABEより深底フライパンを使った鍋のほうが多かった……。もっとも理由は作る量の問題だったりしたのだが…….。

バルミューダの扇風機

去年はスーパーファッキンホットだった。そして、残念なことし、今年もスーパーファッキンホットになるらしい。すでに五月に熱烈な洗礼を受けてしまったが、まだ夏への準備は間に合うはずだ。まだ扇風機を持っていないのなら、君はどんなに貧困に喘いでいたとしても、バルミューダの扇風機を買うべきだ。

なぜか。風がとても気持ちいいからだ。一晩中つけていても快適だ。

バルミューダの扇風機は高い。一台36,000円(税別)もする。確かに安いもので3000円ぐらいから買える扇風機としては破格の高さだ。だが、よく考えてみてほしい。扇風機は壊れないでもしないかぎり、買い換えない家電の一つだ。君の実家の扇風機だって、十年ぐらい平気で使っていないだろうか? もし十年使うことを考えると、一年3,600円(税別)で圧倒的な心地よさが手にはいるのだ。

なんでそんなにバルミューダの扇風機がいいのか、という疑問については、わたしから説明するよりも、ウェブサイトを舐めるように読んで、家電量販店に行って実際に体験してもらったほうがよいだろう。

わたしの会社では、このバルミューダの扇風機より高いキーボードを使っている人が何人もいるし、何本もキーボードを所有しているヘンタイも多い。そんな彼らにバルミューダの扇風機をすすめても真面目に取り合ってもらえない。だが、扇風機はキーボードより長い付き合いになるかもしれない、人生の相棒だ。金はかけるべきだ。

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