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最小メモリーPCは、どこまで使えるのか #1

WindowsタブレットPCにUbuntuフレーバーを入れてどこまで使えるのかという記事を投稿していましたが、実は、もう1台メモリーが少なく、転用が難しいPCがあります。

タブレットPCでは、メモリー不足でできなかった事を同様にメモリーが少ないPCで、タブレットPC以上に使えるのかを検証していきたいと思います。

今回の検証PCは?

タイトル画像でバレていますが、今回、検証するPCは、MacBook Airです。

実は廃棄予定だったのだが…

このMacBook Air、しばらく放置したままで、バッテリーが完全放電してしまったものでした。しかも充電ができないので、廃棄を考えていました。

ネット検索すると、半日くらい充電状態にすると復活するというので、試しましたが、復活する気配がなく、バッテリーが完全に終わっているかもと思いました。(バッテリー交換すればよいが、費用と手間を考えると微妙です)

充電状態のまま、3日間放置していたら、いきなり起動音が…
復活、起動して、バッテリー充電もできるようになりました。

バッテリーが完全放電している時は、充電器のランプ類は、点灯しませんでしたが、起動できるとこれらランプ類は、点灯します。

もし、同じような症状でしたら、充電状態のまま、数日放置しておくと復活するかもしれません。

スペックなど

そんな訳で復活したMacBook Airですが、復活したところで、スペックもイマイチで、Macとしての使用予定もありません。ただ、タブレットPCと共通点がありましたので、比較対象で検証してみようと思った訳です。

MacBook Air mid 2011
CPU : Core i5 2467M
RAM : 2GB
ストレージ : 64GB
ディスプレイ : 11 inch

MacBook Airの中で最下位グレードです。
メモリー2GBがタブレットPCと同じ搭載量で、増設不可です。
MAC OSは、High Sierraまでのサポート、既にサポート対象外です。

比較対象は?

比較対象は、KubuntuにしたタブレットPC ASUS T-100Hになります。比較対象のOSがKubuntuなので、こちらもKubuntuをインストールしていきます。

CPU比較すると、コア数は、タブレットPC、ベンチマークレーティングは、Macの方が良いです。

← : MacBook Air、→ : ASUS T-100H 

メモリー搭載量は、両方同じです。ストレージも両方とも64GBですが、
タブレットPCは、eMMc、MacBook Airは、SSDの違いは、あります。
(この後、MacBook Airは、ストレージを変更しますが)

気になる点

気になる点としては、キーボードがMac配列なので、キーボードに関するトラブルがあるのか、ないのかという点です。

タブレットPCでは、デバイス一覧を保存していなかったので、デバイス一覧をMac環境で保存してから、検証をします。

ちょっとだけグレードアップする

検証を始める前に少しだけこのPCをグレードアップを施します。
データバックアップも兼ねて、SSDを換装していきます。

SSDを換装する

SSDの換装は、社外品を使って、M.2 SATA SSDを付け替えていきます。
使用した部品は、↓になります。

変換アタブターのレビューに固定穴の寸法サイズがあっていないとありましたが、私も同様にあっていませんでした。2mm程度位置が異なっているようです。(使用に問題なく、まあ、中華クオリティということで。)

M.2 SATAタイプは、選択肢がだいぶ減りました。本当は、128GBでもよかったのですが、価格差がそこまで大きくないので、256GBにしました。

換装作業をやっていきます。詳しい作業手順は、↓を参考に。

ざっくり作業風景

裏蓋を外し、バッテリー端子を外します
変換アタブターのフィッティング。固定穴サイズが合わない様子
干渉がなさそうだったので、そのままSSDを固定

これでインストールの準備ができたので、次回、インストール編を記事にします。


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