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[USBメモリー比較] メタルボディUSBメモリーのベストバイは? 2024 上半期

最近、Ubuntu沼にはまりつつありますが、USBメモリーの検証をしていなかった訳でもなく、検証したUSBメモリーも30機種超えてきました。

機種も増え、色々な比較ができそうなので、ボディタイプ別にUSBメモリーベストバイ2024上半期としてまとめていこうと考え、

・ メタルボディUSBメモリー ベストバイ
・ スライド式USBメモリー ベストバイ
・ キャップ式USBメモリー ベストバイ

以上3つをまとめていこうかと思います。

今回は、金属ケースに入った「メタルボディUSBメモリーベストバイ」として、記事にします。


メタルボディのUSBメモリーの特長は?

一番の特長は、金属ボディなので、発熱に対して、放熱性が良いことが挙げられます。放熱性が良ければ、メモリーチップ等の発熱が素早く解消され、熱による性能低下を防ぐことができます。

反面、放熱性が良いということは、熱に対する断熱性が無いので、USBメモリー使用直後に触ると熱くて触れないというデメリットも発生します。
鏡面仕上げの場合は、手垢というか指紋跡が盛大に残ります。

デメリット面を追加すると金属ボディは、加工がプラより工数がかかるので、価格比較では、プラボディより高くなります。メーカーのラインアップを見ると、より高性能なUSBメモリーに採用されるタイプです。

今回、比較するUSBメモリーは?

SanDisk Extreme Go 64GB

メタルとプラのハイブリットボディですが、本体部分は、メタル。脱着時の熱伝導に考慮した持ち手は、プラという親切設計。

KIOXIA TransMemory U366 128GB

この容量だけのスペック。KIOXIAのフラッグシップUSBメモリー。MADE IN JAPANかと思いきや、MADE IN TAIWAN

ADATA UV350 64GB

既に終売が近いモデルですが、以外と性能バランスが良いです。薄さを強調したデザインが特長です。

KINGSTON Data Traveler Kyson 64GB

ブランドロゴが大きいのに、彫りが浅いので、以外と目立たないシンプルな外観

Transcend JetFlash 710 64GB

メタルボディでは、珍しいショートボディです。ブランドロゴが刻まれており、いかにも上位モデルといった外観が特長的です。

Silicon Power Jewel J08 32GB

メタルボディは、大抵、アルミボディなのですが、こちらは、亜鉛合金と珍しい材質が特長です。外観も他と違い、取扱いしやすそうなデザインです。


性能を見てみる

性能をまとめたグラフを見てみると、明確にグループ分けができそうな感じです。USBメモリーの性能は、シーケンシャル読出速度がとれくらい速いかをカタログスペックで謳っている場合がほとんどです。

そういった意味で、超高速 (400MB/s)、程よい高速 (200MB/s)、まあまあ高速 (130MB/s以上)の3グループに分けられます。(シーケンシャル読出速度)

6モデル性能比較 (クリックして拡大)

それ以外で性能差を際立たせるのは、書込速度とランダム読出速度です。
程よくバラつきがあって、それぞれの性能特長を表すのかなと思います。

個人的には、読出速度と書込速度のバランスがとれているモデルが良いと考えています。そういった意味では、このカテゴリーに属するモデルは、ほぼバランスがとれているモデルだと思います。

2024上半期ベストバイモデルは?

高性能モデルという位置づけだけに、価格帯では、2,000~3,000円位がボリュームゾーンになっています。こうなると、コスパより性能バランスが良いモデルの方が価格に対しての満足感が高いと感じます。

2024上半期USBメモリーベストバイメタルボディモデル

サンディスク Extreme Goです。ランキングでも常にトップクラスで、性能面では、申し分のない速度です。(USB 3.2 Gen1では、最速かも)

とはいえ、コスパも気にしたい方もいらっしゃると思います。コスパ重視であれば、↓

KINGSTON Data Traveler Kysonです。性能的には、程よい高速グループ(200MB/s)に属します。Extreme Goと比較すると、だいたい性能半分、価格半分といったところでしょうか

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