松本人志さん復帰に押し寄せる悪意
2024年始めから活動休止していた松本人志さんが、11月に裁判に区切りをつけ、復帰するという報道がされた。
私は当初から松本さん本人が否定している事案を週刊誌という信用性ない媒体が証拠もなく記事を出し続けることに嫌悪感を抱いていた。
そして、週刊誌の情報をさも真実かのように報道するマスコミ、それを簡単に信じてしまう人たちがいることに驚くとともに、この不条理さが正されないことに無念さを感じ続けてきた。
復帰に際して、松本さんは多くのことに妥協し、悔しさや怒りをまだ持ち続けているだろう。
そんな気持ちを慮っている最中、
驚きの主張をする人たちがいた。
松本さんをテレビに出すなとSNSなどで書き込みしている人たちである。
この人たちはなんの権利があってこのようなことを言っているのだろうか。
私はテレビはたくさんの番組の中から自分が好きなものを選んで見るものだと思っている。さらには一視聴者として楽しいコンテンツを見させていただいてる立場だと思っている。
特定の人をテレビに出すななど、自己中心的で傲慢なことを主張する人を軽蔑する。
このような部類の人たちは、ファンだったけどもう笑えない、いなくても芸能界は回っている、などとも言う。
なぜわざわざこのようなことを言うのか。
松本さんを排除したいという悪意を前面に出しているのだろう。
これらの人たちが行っていることは、人間の内面の悪意が溢れ出てきているようである。
これまでもその時々、特定の人に悪意を向けてきた人であろう。そしてこれからも誰かに悪意を吐き出していく人たちなのであろう。
人の心が読める特殊能力を持つ人が、周りの人の悪意や醜い欲望を感じて、精神が耐えられないという登場人物がいるドラマがあった。
今は匿名で、ネットの中で、このような悪意や醜い欲望を否応なしに感じてしまう。
このような人たちが一般的には実はかなり少数だと思いたい(特定の団体・思想による人たちとも考えられる)。
ダウンタウンの笑いで人生を豊かにしてもらった多くの人たちが笑いの天才の復帰を心待ちにしていると願いたい。
〈了〉