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週刊文春はなぜダサい存在になってしまったのか

2016年新語流行語大賞にノミネートもされた「文春砲」というワードに象徴されるように、週刊文春は時代の寵児ともてはやされた。
以来、文春=スクープというイメージ戦略が当たり、文春はマスコミで異例の存在となっていく。
当時、独自に若者にアンケートをとった。
なんと、80%もの人が文春に「すごい」というイメージを持っていた。

しかし、2024年その風向きが変わってきている。ダウンタウン松本人志氏に対して、証拠がない記事をただ続けに掲載し、名誉毀損で訴えられたのである。
世論は当初、文春は正しいという固定観念から、松本氏を批判したが、ここにきて多くの人は文春が過去にも裁判で訴えられて、何度も敗訴した虚偽記事を掲載する常連だと知ったのである。
こうなると世間の批判の対象が文春に向かうのは当然の流れである。

ここで、前と同じように若者に、文春のイメージのアンケートを独自にとってみた。
結果はこうである。
ダサい 82%  カッコ悪い 16% (さらに詳しく聴くとこのような回答だった。どうしょうない、見るかけらもない、存在意義すらない など)
なんと、カッコ悪いと合わせると、ダサいが96%を占めたのである。
文春=ダサい というイメージが定着している。

もはやこれでは、週刊文春はこれから存続していけないだろう。

文藝春秋は現在・過去に虚偽記事を掲載し、名誉毀損をした人に誠心誠意謝罪し、賠償をしていかなくてはならないだろう。

さようなら、かつて時代の寵児といわれたニセモノのカリスマ雑誌。ホンモノのカリスマに手を出してしまった代償は大きかった。

〈了〉

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