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2本目以降の抜けた乳歯の行方

以前"我が家では初めて抜けた乳歯はトゥースフェアリーが買い取ってくれる"というお話をした。


皆さんは2本目以降の抜けた乳歯はどうしているのだろう。不思議に思い、色々調べてみたが屋根の上に投げたり縁の下に投げ入れたりとマンション住まいだった我々のことを全く考慮してくれない方法ばかりがヒットした。

そんな時、ふと「この子たちが大きくなるころには医療が発達してこの歯の細胞が何かの役に立つかもしれない!」と素人ならではのことを思いついた。
それから2本目以降の長男の乳歯はジップ袋に保管するようになった。歯は家でのみ抜けるわけではない。プリスクールで抜けたときは先生が小さな袋に日付と名前を書いて渡してくれた。
私はその小袋ごとジップ袋にまとめて保管した。
次男も順調に歯が抜け、彼の歯も同様にジップ袋に入れて保管していた。
三男の歯も、もちろん同様に保管していた。


いつ頃からだろう。どれが誰の袋かよくわからなくなったのは。

途中までは長男の袋、次男の袋、…と分けていたはずなのに、いつの間にかバッグinバッグたちの状態になり、気がつけばたくさんの歯と小袋とメモが入った気持ち悪い袋になっていた。

果たしてこの誰のものかもよくわからない歯がたくさん入った袋を保管しておく必要はあるのだろうか。いや、この先何が起こるかわからない。もしかしたら役に立つ日が来るかもしれない。

長男から次男の何かが生えてきたとしても、ないよりはマシではないか。

気持ちの悪い袋には息子たちの歯と無知で雑な母の愛がたくさん詰まっているのだ。

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