体育祭の競技徹底解説!【パン食い競争編】

みなさん体育祭や運動会で、パン食い競争ってしたことありますか?

実は私、したことないんです……。

小さい頃から食い意地のはった子どもだったので、競技として、合法的にパンが食べられるなんて……! と、私にとってはまさに夢のような競技で、いつかやる日がくるのを楽しみにしていたのですが、そんな日は来ることなく学生を卒業してしまいました。笑

今回はそんなパン食い競争を掘り下げていきたいと思います!


パン食い競争の起源

パン食い競争の起源は古く、なんと130年前から存在していたのだそうです!

パン食い競争の歴史は諸説ありますが、明治29年からはじまった、という説が有力なようです。
ルーツは、大きく分けて2つありました。

①北海道の「食菓競争」が起源だという説

札幌農学校(北海道大学の前身)の運動会「遊戯会」で開催された、「食菓競争」が、そのルーツになっていると伝えられています。

②あんぱんの失敗作から生まれた説  

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もう1つの説は明治7年。築地にあった海軍兵学寮で「競闘遊戯会」という、運動会に近いイベントが開催された時のこと。

この時、あんぱんの失敗作をゆずり受けて、パン食い競争がはじまり、それが起源になっているというエピソードです。


ではこの、あんぱんの失敗作、一体どこから来たのでしょうか?(私にも分けてほしいくらいです!笑)

実は、パン食い競争が開催された場所のほど近くには、あんぱん発祥の店「木村屋総本店」がありました。日本で初のあんぱんが誕生したのは、明治7年。

築地で「競闘遊戯会」があったのも、明治7年。
なにか運命的な、数字の縁を感じますよね!


パンを吊す方法

パン食い競争のパンを吊す方法、実はいろいろな方法があるのをご存知ですか?

いくつかご紹介しようと思います!

・竹の棒二本に、タコ糸で吊るす
・パンは袋ごと、洗濯バサミで
・物干し竿に、ヒモをつけて
・袋に穴があいていて、ヒモがついている
・パンを縄で吊るす
・ダブルクリップで、パンを挟んでいた
・ロープにゴム紐。洗濯バサミでパンが留めてあった

吊るし方ひとつでこんなにたくさん方法があるのですね! 「やったことあるよ!」って方はどの吊るし方で吊るしてありましたか?

1番最後のゴム紐なんて難易度高そうですよね……ゴムがビヨンビヨン伸びるわけですから……笑

ちなみに、パン食い競争用のロープなんてものも販売されているようですよ!

 


パン食い競争必勝法!

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最後に、パン食い競争の必勝法をお伝えします!

コツはズバリ2つ!

①スタートダッシュを決める

どんな競技でもスタートダッシュは大切です!

周りより早くパンの場所までたどり着ければ心に余裕も持てますよね。

スタートをうまく決めるには、まず姿勢が大切です。スタートの姿勢は、できるだけ前傾姿勢で前足に体重をかける様にしてください。

コケそうなくらいになるまででも大丈夫。

そうする事で、スタート合図と同時に、前に体重がかっていることを利用して、飛び出すことができます!

②かぶりつく時のコツ

パンにかぶりつく時は3つのポイントを意識しましょう!

1.落ち着いて狙うパンを見る!
2.パンと一緒に体を揺らさない!
3.パンが自分の上に来た時に一気に噛み付く!

つまり、パン食い競争でパンにうまくかぶりつくコツは「体を動かず、パンを目で追う」ことなのです!

かぶりつく時はどこを狙えばいいのでしょうか?

パンは自分より上にぶら下がっていいますよね。なので、普通なら自分から一番近い下を狙うと思います。

しかーし! 確実に届くためには上辺りを狙うのがオススメです。

理由としては、下を狙おうとすると噛む面積が少ないので、ヒモあたりを狙うイメージの方が飛べから。下を噛もうとすると意外とミスったりします。あくまで、上の方を狙うというイメージです。


いかがでしたか?

最近ではパン食い競争もいろいろなアレンジがされていたりしますよね。

コツをしっかり掴んで勝利を目指しましょう!

私もいつか、パン食い競争ができる日がきますように。笑



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