英語

私は英語、英文法が得意です。よって論理的思考が得意だと言い切れます。

そもそも、英語が出来る/得意だということは、どんな状態だと思いますか?英語力は決して、女子力、のような曖昧なモノではありません。


英語が出来る状態、それは

 英語を使った場面で、話者が言い直すことなく聞き取れて、文章を左から右へ止まることなく理解する事ができる状態

では、英語が出来る状態になる為に必要なものはなんでしょうか?


それは ルール であって 英文法 と呼ばれるモノです。これを理解し、耳で、口で、使いこなせれば英語マスターです。


英文法とは

英語はそもそも、アルファベット、つまり日本語同様、文字がある。その、文字と文字とが組み合わさる時にも接頭辞や接尾辞といったルールがある。このルールがある事がゆえに、英語は世界で一番単語数の多い言語としてギネスに載っている。そんな言語を相手にするのだから、英単語はずっと勉強をし続けなければなりません。

その上で。英単語と英単語の並び方には、日本語と違って、厳密なルールがある。この単語の並び方が「英文法」と呼ばれるルールで、この英文法によって作られるのが、句や節であって、英文法による条件を満たす事でそれらが「文」となる。

文と文とが繋がる時のルールは、日本語と同じ、論理展開によって繋がる。「A=Bだ。B=Cだ。よってA=Cだ。」英語だろうと、日本語と全く同じ。

そして文と文とが繋がって段落になり、段落同士が論理展開によってつながれば、文章となる。この文章を理解するのが、英文読解。論文に至っては、この論理展開がパターン化している。それゆえスラスラ読めるし、読むべき箇所も抜き取れる。

よって日本語と英語とで違う部分はたったの3つ。

1. あいうえお ではなく ABC
2. 単語がルールに則ってほぼ無限に作られる
3. 単語と単語との繋がりに厳密なルールがある

この、英文法の厳密さが肝心です。そしてこの英文法の土台となるルールは、5つの文型時制です。

その他の、例えば不定詞や動名詞、関係代名詞だの仮定法だの比較だのは、全て肉付けとなる飾りです。

文型がしっかり整っている事で、語順が明確になり、何を省略しているかまでハッキリし、事実関係が直ぐに描ける。

時制が明確になっている事で、今なのか過去なのか、どれくらいの確度を持った未来なのか、はたまた理想論なのか、時系列や主観/客観が明確になる。

ここまで来れば、英語を学ぶ際、もしくは英語を使う際、どこに集中すべきなのか、自ずとハッキリしてくる。そして英文法がわかる事で、論理展開に集中してコミュニケーションが取れる。そうすれば、自然と論理的思考に強くならないはずがない。

私はこのトレーニングを積んできた。だから英語に強い。

そしてこの強さは簡単に教えられる再現性がある。

私は時折、趣味で英文法を教えています。気になる方がいれば、ご一報を。


以下、この記事の下心。

..私は英語が、最初から得意だったというわけではありません。高校1の春に受けた某K塾の全国模試では、英語の成績結果に数字の8と28が並んでいました。それを見て、8位かと思いましたが、流石にそれはないか、28位か、と思えば偏差値でした。

8/200。これがスコアでした。逆にすごい。

そもそも、この全国模試を受けるきっかけは、当時お付き合いをしていた女性の影響です。当時の彼女は突然、予備校に通い出しました。ピンチです。デートが出来なくなりました。この状態を打破すべく、最上位クラスに通う彼女と同じ予備校へ最底辺クラスから通い始めました。

1年後、彼女と同じクラスになり、2年後、私はアメリカの大学へ進学して、英語で授業を受けていました。

元々偏差値28とかの頭脳でしたし、別に大したことはしていません。いい先生との出会いがあっただけです。今でもその先生とコンタクトが取れれば、ぜひお会いしたいと思っているので、授業で習ったことの冒頭だけでも共有しようと、目印に晒そうと、思った次第です。

その授業は最初からインパクトの塊でした。

まず、数分遅れた私に対して、高い授業料を払っている私に対して、「次から遅刻が続くならば受講しないでくれ」でした。その時は決して授業が進んでいたわけではないです。目下、雑談中でした。しかも理由が、今後、最初から授業を聞けないんじゃ君の成績に責任持てないから、と。今なら感涙モノですが、当時はキレてましたw

それでも彼女と一緒に、が勝った為になんとか食らいつきました。20年近く前だったにも関わらず、理系だからこそ英語が必要だ、世界に羽ばたくからこそ英語が生涯必要なんだと、受講し続けていくと雑談がてら熱弁し出しました。時効だから言えば、高3の時の授業なのに、最後までカリキュラムを完遂しませんでしたよねw

その当時の鬱憤と、ほんのちょっとの感謝をお伝えしたく、是非とも、是非ともお会いしたい。そう願って止みません。ほんのちょっとの感謝ですが。

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