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意味をのせて

1歳3ヶ月の末っ子が

あ、パパ!

と言った記念日。

ふくふくの手の、ふくふくの人さし指をぴっ!と差して。
四女抱っこで長女次女を公園に、三女をお友達の家に迎えに行って、畑仕事をしてる近所の人と喋って、次女と三女は畑で遊び、暇になった末っ子が三女の補助なし自転車にまたがり(自力で出来ないので母オランウータンスタイルで支える)、三女の"代わって、返して"に"ぃやーや!"で応戦、やわやわの足で器用にバランスをとり、ブイブイ進んでいたら家の前に帰宅したパパがいた。

そんな状況で、

それはもう誰が聞いても
"思いがけずパパを見つけた"んだなと分かる

あ、パパ!

で、普段
まんま〜、ぱぁぱ〜、ぃやぃや〜、でゅった、でゅった(よいしょ、の意)等もにょもにょびじゅびじゅした、まだ今なら英語でもフランス語でも母国語にできるな…と思わせる喃語ではなく、
はっきりとした日本語の

あ、パパ!

で…夕方のマルチタスクで湯気が出そうな私の頭がシャキッとしました。
末っ子が日本語話者になった瞬間ではないだろうか。すごいの聞いちゃった。

興奮気味に夫に言っても私の感動はイマイチ伝わらなかった。
子どもの小さな成長の衝撃が、夫にうまく伝わらない時があります。いつもはそんなことないのに。
伝え方が下手なのか、父親とは、母親とはそういうものなのか。
とにかく記しておこう。

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