高校時代、部員1人のフェンシング部に飛び込んだ話 -体験入部編-

リクロジー



青春の記録です。




先生に入部届けを提出する前、
確かめておくことがあった

あの衝撃的な部活動紹介の時から
ずっと疑問に思ってたこと


金かかりそう!!!!!


あの防具は個人の?
マスクは?
剣は?
てかまだ他にも使うものあるんじゃ....
てかルール教えろよ!!!!


僕は先生に入部届けを提出する前に
体験入部に足を運んだ

まず活動場所も聞いていない僕は校舎をさまよった。

体育館に向かう途中
ばったりバレーの顧問に会ってしまった


「おー、玉舘!部活観にきたのか!?」


中学の時合同練習はしたが
補欠の僕の名前を覚えてるわけがない

ということは、
前期入試の面接で「バレー部に入ります!」の大ハッタリが伝わってしまっていたのだ


「まだ、決めかねてます!、」


そう伝えると不思議そうな顔をしたバレー部顧問

もっと不思議に思うのはこの後だろう
なぜなら"あの"フェンシング部に入部するわけだから

結果、体育館に着いたが
あの男の姿はなかった

どこにいんだよ!!!!!!

元々フェンシングというスポーツが
どこで活動していのかも全くわからない

外だよ!と言われても
多少の驚きはあるが受け入れられてしまう

一応グラウンドを見に行ったが
もちろん姿はなかった

仕方ない、
部室周りを張り込みしよう!

ん、ちょっと待てよ、、

おれすげえ入りたいやつみたいじゃん!!!!!!!

友達はバスケや野球、ソフトテニスを見学行く中なぜ俺はフェンシング部の出待ちしているのか!!!!

いやもう帰ったろかなと
勝手に自暴自棄になっていた時


あの男が姿を現した


小せえ!!!!!!!!!!!!


第一印象はそれだけです。

ひょこひょことつま先のみで歩き
僕の目の前を通過しようとした時


「あ、あの〜、」


僕の口が怯えながら開いた

「はい?」

はい?だけでも滑舌が悪いのがわかる

「フェンシング部について聞きたいことがあるんですけど、」

およそ2秒くらいかな
小さな目をまん丸にして固まった

「にゅ、、にゅーぶきぼうさのかたですか!!!」

その男は跳ねるように喜んだ

周りにいた生徒の視線が
一気に集まってるのがわかる

「あ、いえ、今日は質問があってきたんですけど、、」

視線から逃れるべく
周りにわかりやすいようにひとまず否定をした

「なんでしょ〜!!」

「あの、道具とかってお金かかったりしますか!?」

続くかも分からなければ
いつ辞めてもおかしくないこの部、
お金がかかるようなら
すぐさま引き返す気でいた。

フェンシングを真面目にやっている人にとってはこれは不快かもしれない。

ただ、、、状況が違うんです!!!!!!


「全部貸し出します!!!!!!」


え?


かからない??


「え、あの、、もしかかるようなら考えたいんですけど、、、」.


「全部!!!貸し出します!!!」


えー!!!!!!!!


「わ、わかりました、。失礼します。」


まあ、、、


かからないなら、、、、



数日後、僕はフェンシング部入部希望者を迎い入れる理科室の前にいた。

ゆっくりとドアを開けた。



あの男


顧問らしき初めて見た先生


眉毛凛々しい男の子


ん?


.....


俺の他にもう1人!!!!!!!!!!



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