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masaki、法人成りするんでフリーランス辞めるってよ

いや、本気と書いてマジなんすわ。

今年4月で16年目を迎えたフリーランス人生ですが、ついに終止符を打つ時がやってまいりまして。

じゃぁ今後何をするかって話になるのだけど、はい、タイトル通り法人成りします。

いや、本当に自分でもびっくりなんだって! まさか自分が会社社長になるなんて想像もしてなかったんだって! でもせざるを得なくなってきたんだって! というわけで、その辺り諸々書いておこうかと思う。

僕が事業を法人化する理由

は、大体100個くらいあって、

1つ目は仕事量がパンクして息が詰まりそうになった。

2つ目は今宵の月が僕を誘っていること。

3つ目は、入札参加依頼を受けることも出てきたのだけど、大体の場合で法人企業のかませ犬にされた挙句(法人が受託するための大義名分用)、納品されたものが自分ならもっとクオリティ高い状態で納品できたはずなのにって悔しい思いを何度となくしたこと。

4つ目は、それを当たり前と思っている地元の風潮を是正したいこと。

あと96個は忘れてくれ。細かすぎて伝わらないか、そもそも僕が法人化する理由なんて何一つない。

…と、1割ほどは人生結構大きめのおふざけが入っていることは否定しないが、単純に自分の活動を進めていくにあたり、収益面、環境面でも条件をクリアできたので、従前から申しております通り(過去記事参照)、地元での仕事活動をちゃんとこなそうと思い立ったのが大きな理由。

いつあたりから考え始めたか

このままじゃ、なんていうかダメだなっていうか、自分の将来像があやふやな割にタイムリミット的なものって結構迫ってるような感覚を覚え始めたのが昨年の秋頃で、仕事量は増える一方だけど、何一つ発展してない。自分の仕事は何一つ地元に貢献してないっていうのが本当にマズいと思い始めた頃がその辺り。

ありがたいことに現状、関西〜中部圏の主要都市案件を中心に、東京、果ては沖縄まで様々な地域のWebサイト制作などに携わらせてもらってるのだけど、地味に地元案件が全然無い。去年秋頃からちょいちょい増えてきたのだけど、足場としてのアンバランスさってのはものすごく痛感してて、ちゃんと根付いて仕事ができないと将来が怖いなと。

あくまで自分は傭兵として外部から借り出されてるに過ぎない状態で、それはそれで収入に問題はないのだけれども、外部のつながりを失えば速攻で詰むみたいな危うさを含んでるのも理解してる。

言うなれば、バスケで例えると安全圏でもらったパス使って撃った下手な3Pシュートが運良くパカパカ得点に繋がってるような状態なだけで、ちょっとパスが来なくなれば、もう点が取れない子に早変わりになるし、40代に突入して、若い子が活躍しまくる世界の中でそんなん続けられるか! みたいな。

目先だけ考えればまぁ死にはしないけど、これでも愛する妻子を抱える身。できうる限り最も安全な方法で、永続的に守ることを考えるなら、これも一つの方法なのかなって感じで、晩秋あたりから税理士さんと相談を始めて、ようやく、ここにたどり着いたというところだ。

地元にこだわる理由

なんでそんな地元にこだわるのか? そんな地元愛あったか? とかそういう話に発展していくのだけど、何度となく書いた通り、京都北部にはWebをメインとしている企業はほとんどない。全くないわけではないが、少なくとも僕の地元、舞鶴にはほぼ無い。

だったら独占状態では? って思うことだろうけど、そもそも需要がないのだろうから専業してるところもないんだろうってことになるし、需要がないところで事業をするにもどうともならん。デザイン業なら印刷会社があるじゃない っていうのが現状。だからWeb屋が育っていないしそういう環境もない。

そのあたりは結構不満で、最悪地元で仕事取れなくてもいい。でも最低限、舞鶴にもちゃんとWebの知識を持った若い勢を作ることができれば、未来は少しは明るくなるだろうて という気持ちはある。
過去に「舞鶴でWeb屋がおらんってことは儲からんのちゃうか?(つまりお前は儲かってないんだろ? みたいなニュアンス)」ってニヤニヤして見下してきた某社の社長! テメェのことネガティブな意味で一生忘れないからな! って気持ちもある。復讐心6割。

その辺りで活動をしていくなら、法人という看板が欲しい。そんな万能な看板でないことくらい重々承知だけれども、多少でもハッタリとして使えりゃ上々だって感じ。

幸いなことに、継続して仕事している方々にはすでに法人化することをお伝えしているが、引き続き今後もお仕事ご一緒させていただけるということもあり、環境面で「まだ」困ることはないので、徐々に足場を固められればいいなーと思っていたりする。

さて、どこまでいけるのか…?

割と勢いでやっちまった感もそれなりにあって、1週間後くらいでめちゃくちゃ後悔してそうな未来も見えはするのだけど、やっちまった以上は腹括ってやっていくしかないわけで、これまで貯めたフリーランス収入のうち、自分のお財布に突っ込んでたお金を大放出して資本金としてぶっ込んでしまった以上、しばらくは後戻りできぬ。

自由に使えるお金の大半を失ったので、スタートからいきなり貧乏ロード走ることになりそうではあるのだけど、それはそれとして、人生最後の大博打のつもりでやれるだけやってみようとは思う。

兎にも角にも、仕事は絶賛大募集してるので、使い道があったら使ってやってくれると嬉しいです。あと、Twitterではひたすら黙っててごめんな! これでも相当悩んで悩んで嫁君と毎日毎日相談して、ようやく捻り出した答えなんだ! フリーランスじゃなくなったmasakiさんもこれまで通り愛してくれると嬉しい!

ついでに、お祝いとかしてくれると嬉しい…!

そんなこんなで、個人屋号「PHIWORKS」改め、「株式会社equal」(イコールって読みます)をよろしくお願いします。Webサイトは絶賛制作中!

あとはどういう流れで法人化したか とかその辺りの話もあるんだけど、この記事がそれなりに読まれてるのを確認したら書くかもかも。

と言っても、6月10日付けで登記申請出しただけで、まだ審査終わってないんだけどな!(設立登記申請を出した日が設立日になるそうなので、まぁ本日設立したよってことで)

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