【試合レポート】JS2リーグ第1節

2月20日(土)に行われた中村銀行JS2リーグ第1節。激戦が繰り広げられた各地の様子を、現地からのリポートでお届けする。

★Pick Up Match★ 水城vs鳥屋尾(多武峰M) ○3-0

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昨年3位の水城が昨年11位の鳥屋尾をホームに迎え撃つ一戦。
試合は前半から水城がボールを握る時間帯が続くも、決定力を欠き前半はスコアレスで終わる。49分、鳥屋尾はMF国友のコーナーキックにFW伊藝が合わせるも、枠を捉えられない。54分にはカウンターからサイドバックの末広がシュートを放つなど、徐々に鳥屋尾がペースを握り始める。前半とは一転押される展開となった水城であったが、79分にMF楢山がフリーキックを沈め、先制に成功する。水城は立て続けに獲得したPKをMF川野辺が決め、一気に2点のリードを奪う。82分にもコーナーキックにDFチョ・ヒョンソクが頭で合わせ、これで勝負あり。水城が完勝し、JS1昇格に向けて幸先のいいスタートを切った。

★Pick Up Match★ 砥湊vs鹿ノ平(NDフィ) △3-3

名門・砥湊がホームに鹿ノ平を迎える一戦。昨年JS1での対戦成績は1勝1敗と五分であり激戦が予想される。試合は開始早々の1分、砥湊FW博多屋のファーストシュートを鹿ノ平のGK山崎がファンブルし、ボールはそのままゴールへ。鹿ノ平は不運な形で1点を失う。鹿ノ平は14分に1点を返すも、17分には再びリードを奪われる苦しい展開。37分に山崎のロングフィードに抜け出したMW井料がゴールに流し込み、試合は2-2の同点で折り返す。後半は膠着状態が続くも、80分にセットプレーから砥湊のMF仁部が頭で合わせ勝ち越す。負けじと鹿ノ平は82分、FWエリソンドが放ったシュートのこぼれ球を途中から投入された久保埜が押し込み同点。試合はそのまま終了し、両チーム共に波乱の幕開けとなった。

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◆その他の試合結果◆


光岡は後半開始早々の失点が尾を引き、玉城に0-1で敗戦。浦田は大型補強を敢行した弥ノ宮に1-0で勝利。静原は試合開始直後の失点を取り返すことができず江奈に敗戦。新方は新加入FW大石のハットトリックで葉羽に3得点の快勝。長穂は松橋に3失点を喫し、不安が残る結果に。宮羽と文島はスコアレスドロー。海原は由間に1-0で勝利。北森と四ツ小屋の「白樺本線ダービー」は3-1で北森の勝利。由良は三国に0-1で敗戦。

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◆順位表(第1節終了時点)

第1節を終えたJS2リーグの順位表は以下の通りとなっている。3得点を挙げ快勝した水城、松橋、新方が首位で並んでいる。

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