誰かの説明書:感覚過敏とあがり症の関係性について
「君の話を聞くのなら、夜の方がいい。
今は、うるさすぎるから。」
私の通っていた幼稚園では、その日の当番が朝礼で、自分の名前(+年齢)と親の名前(+年齢)他を、皆の前で言うという謎の風習があった。
私は、そこでいつも泣いていた。朝礼の前から、自分の心臓の音しか聞こえなくなって、皆の前に立つと、たくさんの顔が悪魔のように見えて、怖くて、泣いてしまう。当時は、何故こんなことになるのか分からなかった。他の事をやっている時は、全然そんな素振りないし、寧ろ、大体の事が出来