兄弟っておもしろい
我が家の長男は今年10歳、次男は2歳、8歳差兄弟のやりとりが、最近の私のツボで、いちいちほっこりしてしまう。
ダウン症のある長男はおしゃべりが上手とは言いがたい。そこへ、言葉を覚えたての次男がよくしゃべる男なのだ。
理解力も語彙力も当然長男の方がまだまだ断然上だけれど、文章力と構成力では次男も負けておらず、ちょうどいい塩梅でやりとりが成立する。
車に乗り込んですぐに「お菓子が食べたい」とごねる次男に、
長男が「○○に着いたらなっ」と言い聞かせる、とか。
粘土遊びをしながら
次「にいたん、何作ってるの?」
長「うどんだよ」
次「おいしそうだね~」
長「粘土だよ」
と、次男の社交辞令に塩対応の長男、とか。
ほんとになんでもないやりとりが、見ていて楽しい。
今のところ次男は兄が大好きで、いやいや期まっただ中の次男は母の言うことも父の言うことも聞かないけれど、兄の言うことには素直に従う。
長男はというと、機嫌のいい時は「かわいいねぇいいこいいこ」と弟の頭をなでる優しさを保てるが、弟が怪獣のように泣き叫ぶとカチンときて弟以上にギャーンと泣き叫ぶこともしばしば。
長男のほとんどの成分が優しさでできているので、次男の存在に関しては、毎日ものすごく我慢をしているのだろうと思う。
親としては、長男の「○○(次男)ちゃん大嫌い、バカ、もうやだ」の対応に悩まされることも多いけれど、兄弟間のこういう感情もまた学び的な何かに繋がるのだろう。
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