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クライアントからの嬉しい報告!

今日も暑い1日でしたね。
この時期になると、
外での仕事が多い自分にとって
なかなか過酷な季節でもあります。

ウインドウの書き替えを定期的にしています。
毎月のところと、2ヶ月に1度、季節で年に4回の書き替えと色々あります。


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こちらは美容室のウインドウです。
2ヶ月に1度の割合で書き換えています。
お店の前は車道になっていて、駅までの通勤通学路となっています。

とにかくここの前を通る方はたくさんいらっしゃるんですが、
みんなとにかく忙しいんです。

立ち止まってみている人なんて、なかなかいません。
なので、一瞬の間に何を残すかは、素晴らしいイラストを書き込む
大切な視点になります。

ここにアーティストがイラストを描くとしたならば
何日もかけて、素晴らしい絵を完成させる事でしょう。

しかし、私の仕事はこのお店を印象に残してもらう、というのが
ミッションです。

もちろん、素晴らしいイラストが描けるように技を磨くことは
大切です。
でもここはあくまでも店頭演出の域なので、
細かいところまで書き込む必要はありません。

むしろ「変化」させることの方が大切なんです。

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今日書き換えてこちらにしました。
すると、素敵なおまけ付き。
影が素敵な演出をしてくれます。

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ウィンドウを書き換えする前は、いわゆるステッカーなるものを
季節ごとに貼り替えていたオーナーさん。

でも、そのステッカーも毎回同じものを使い回していたそうです。

そんな中、先日ご新規のお客様がいらした時に、お客様がこんなお話しを
してくださったそう。

コロナ禍という状況の中、ご多分に漏れず美容室も
閉店しまったところが少なくなく、そのお客様が通っていた駅前の
美容室も閉店してしまった。

さて、どこの美容室に行こうかとなった時、
以前からこちらの美容室の前を通っていたので、
「そういえば、いつも店頭を綺麗にしている美容室があったな」
と思い出してくださったのだとか。

そしてお客様に「以前からウィンドウを飾っていましたよね?でも
最近少しテイストが変わりましたよね?」と言われたのだそうです。

以前はオーナーがステッカーを貼っていた→今は手描きになった

「店頭がいつも変わるから気になっていて〜。」
とそのお客様はおっしゃってくださったのを聞いて、
オーナーは「本当に感激した。だれも見ていないと思っていたけれど、
ちゃんと見てくださっている方がいたのかと思うと、感動です」

そう私に伝えて下さいました。

「ポスティングをナン万枚しても、そこからご来店につながる確率は
相当に低い。ウィンドウを(店頭)変化させることの大切さを
改めて実感しています。」

と、続けてオーナーさんは私に伝えてくれました。

私もポスティングをしたことがあるので、本当にそれはわかります。

忙しい人々に向けて、記憶に残してもらう方法。
それは、変化させること。
ずっと同じものを書いたままでは、景色と化してしまう。
ほとんど記憶には残らない。

上手い下手は、一旦まずおいておいて、
変化させるところから始まった、私の黒板のお仕事。

変化させる=何度も何度も書き換える。
私は絵の専門的な勉強は全くしていない。
書いていくうちに、それっぽいものが書けるように
なってきた。

よく、「初めから絵が上手だったんでしょう?」
と言われることもありますが、
全くそれはなし。

書いていくうちに、 書けば書くほど
絵よりマーケティングが大切だよな、と確信を持つようになりました。

クライアントからの報告は、私の仕事のモチベーションを
さらに高いものにしてくれます。
感謝感謝です。

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