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センスより知識

毎月毎月黒板の講座を開催しています。

「黒板の講座」というと、必ずと言って良いほど
「私は字に自信がありません」
「私は絵が苦手です」

と言われたりします。

でも、私の講座はそのようなことは全く問題ではなく
むしろそういう方に参加して欲しいと願っています。

初めの入り口として
簡単な文字の書き方を練習します。

「自分の字に自信がない」と話していたかたも、
30分くらい練習していただくと、文字が見違えるようになります。
そして「私にもできた!」
「私にもできる!」という気持ちの変化が生まれます。

私はこの瞬間が大好きで、講座を続けているところがあります。
何年も訓練して練習して上手になる、ということではないのです。

文字の書き方のコツを知っているか知らないかの差なんです。

「黒板書くなんて、センスないからできない」
大抵の方はそう思われているかもしれません。

けれど、さっきまで「字に自信がない」
と話していた方が、30分後には
「なんか黒板が書ける気がする」
「黒板を書きたいと思えるようになった」
とおっしゃるんです。

これは、センスではなくて知識のほうが最初は大切だ、ということなんだと
感じています。

それまでできない、と思い込んでいたことが、
できるようになった!という変化が素晴らしい。

と同時に、思い込んでしまっていることが
往々にしてあるんだなということも、
いつも考えさせられます。

「できない」と思っていたことが、できるようになった時の
みなさんの「パッ」と明るい表情がいつも印象的で、
何かお役に立てていることも嬉しく、毎月毎月ひたすらに
黒板の講座を続けています。

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