スルーしてしまう才能

昔からちょっとあるかも。

少なからず意識しているかもしれないが、とかくスルーすることが多い。もちろん何でもスルーじゃなくて、嫌なこと、やりたくないこと、といった自分には決してプラスではないなと思ったらね。

社会人をずいぶんと長いことやってるから仕事としての振る舞いに関してはスルーすることなく仕事としてもちろん自分なりのベストを尽くしてやり遂げる。

仕事以外の状況で問われること絡まれることがある。そんな時「必要とないな」と判断したら受け流すことが多い。

スルーするということは、自分の時間と気持ちを優先することと等しいと考える。自分の気持ちに反して受け入れてしまうと、時間を取られ、気持ちを乱されてしまうことは間違いない。

昔「NOと言えない日本人」というキーワードが話題になったことがあるがこれにも通じる。否定しない人を『良い人』と言われればそれはそうかもしれないが『嫌われたくない』っていう思いがついついYESと答えてしまうのだろう。アルフレッド・アドラーの「嫌われる勇気」という心理学にもつながる。

NOと言うこと、スルーすることは自分の気持ちを時間を有効に使えるようになる。やり初めは少し抵抗もあるだろうが、やり続けたらそれが個性となり受け入れられる時がくる。そこまで頑張ってみるのもいいかも。

私の場合は、NOとはなかなか言わないかも…ただスルーすることは多い。NOと言わずにスルーする…余計に性格が悪いかもね。NOというと余計な波を立てることにもなるしそれすら面倒と考えてしまう。

子供の頃から、人見知りで人と関わることを苦手としていたことが今の自分を形作っている。どこかのポツンと一軒家あたりで暮らすといいのかもしれないが、不思議と選択する仕事が人と絡むことが多い。テレビの制作現場も、繁華街でお店やることも、今回やりたいと考えている『セレブと執事と羊飼い』も。

やりたいこととそうでないことは表裏一体なのかも。

やりたくないことを受け入れてやり切った時に大きな快感を体感できるからかもしれないな。

私は40代半ば、やりたくないことはしない、無理はしないことを自分の中でルール化した。そこからは確実に気持ちが楽になったように思う。

一人では何もできない。 「助けて」って言えるともう少し楽に生きれるのに なかなかその一言を口に出せない。 ここでは私の正直な言葉をつづっていきます。 面白いと思ってもらえるだけでも嬉しいですね。