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WEB3とは何か?

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WEB3(NFT,DAO,metaverse,Defi)は日本の国家戦略にも位置付けられていますが、思想的、技術的、経済的と多様な視点とブロックチェーンを基盤としたNFT、DAO… もっと読む
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記事一覧

【Apple Vision Pro体験】

3500ドル(約52万円)でApple Vision Proがアメリカで発売されました。早速、体験してきました。正直、Appleフリークや開発会社以外の一般の方にはまだまだの印象ですが、将来間違いなく空間コンピューティグになっていくと予想できるので今経験しておくべきだと感じました。 まず、今までのハードウエアにないパーソナライズがされていることに気がつきます。その理由は視線がマウスの代わりになるためです。また、長時間装着できるように装着感も個別に考慮されています。 視力から

【空間コンピューティングからテレパシーへ】

SFみたいなタイトルですが、実はここ1週間の話です。 2024年2月2日AppleのVision Proがついに発売になりました。 なんと日本円で50万円以上!さらに購入のハードルが高い。アメリカ発行のクレジットカードが必要。店舗受け取り必須、さらに購入にあたり、フィットさせるためFace IDで顔のスキャンが必須、メガネの人はアメリカの医師が出した処方箋が必要、より正確な空間コンピューティングを実現するために厳密に工学設計されており、個人個人に対し最大のパフォーマンスを出

【あなたも所有できるVR美術館】

高校生の論文の手伝いで”VR美術館”についてインタビュー受けたんですが、NFT×VR×AIの危険性や将来性をしっかり分析していて、そういう時代なんだなーと感心しました。 美術館という概念も大きく変わってきています。 2019年に計219万8284名の来場者数を記録した、東京・お台場の「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」が、単一アート・グループとして世界でもっとも来館者が多い美術館として、ギネス世界記録に認定されました。バルセロナのピカソ美

【もしも、ザッカーバーグがメタバースではなくAIだったら】

なぜ、ザッカーバーグがメタバースを選択したか? iPhoneという社会インフラを持つAppleに対しFacebookはSNSプラットフォームであり、モバイルプラットフォームの配下にあるところから、戦略的に自社プラットフォーム、生活基盤となる新たな「場」を持つことが主な目的であったろうが、一方で本人的には肥大化したSNSの有害性や経営スタイルが元従業員によって告発されるなど米連邦議会含め社内外から厳しい評価を浴びたザッカーバーグ。 もし自分がザッカーバーグだったらたら、どこか別

【メタフィジカルの両義性】

久しぶりに地域デザイン学会に登壇します。 本来なら自分が関わっている「逗子アートフェスティバル」や江ノ島の野外フェスのプロデュースなどリアルな事例や考察を話す場ですが、今回はリアルとバーチャルがテーマなのでバーチャルな世界の話を中心に「メタフィジカルの両義性」という何やら難しいタイトル(一応学会なので)で話そうと思います。学会というと大学の先生方がお堅い研究発表するイメージですが、自分は学者でもないのでSF的マッドサイエンスな10年位先の話をします。 「メタフィジカルの両義

chatGPT(人工知能)に心が持てるか?

近い将来、chatGPTに人格や心が持てるかもしれない。。。 今のchatGPTなら、自分のツイート、Facebook、インスタ、noteの投稿やYouTubeの動画などSNS上の全てのデータを与えたら、簡単にバーチャル柴田雄一郎を作ることができるでしょう。プログラムで自動的に投稿し続ければ、もし仮に私が死んでも誰1人気付かないということもあり得るということです。つまり、データ(SNS)上では対外的には死を超越する事ができるかもしれない。 90年代の後半にソニーコンピュータ

【メタバース市場規模】

METAの失敗や仮想通の暴落からメタバブルがはじけた感が強いですが、日本のメタバース市場は年50%で成長していく(MarketsandMarkets社)見通しとのことです。 ここで重要なのはゲームを中心にしたバーチャルメタバースと企業が出店する仮想都市やアバター会議といったリアルメタバースは分けて考える必要があるということです。 アメリカでは16歳以下の半数がログインしているというメタバース”Roblox”は無料でも利用できますが、プレミアムに加入するとゲーム内通貨Rob

WEB3経済はSecondLifeにあった?!

WEB3が何か?ということがわかっている人は実際とても少ないと思います。今更聞けないWEB3は2月1日に衆議院予算委員会にて、平さんのWEB3の説明を聞いてください。とてもわかりやすいです。 WEB3とは何か?何ができるのか?の概要が分かります。 日本の暗号通貨取引所は金融庁が法的に保護しているので世界的にも安全です。さらに税制の改定などで昨年よりは暗号通貨をビジネスにしやすい環境を平さんや伊藤穰一さんなどが整備しています。 NFTは仮想通貨の暴落と共に流通量が激減しまし

【AIの衝撃、、冷や汗が出た】

2040年に来ると言われていた「シンギュラリティ」が2025年頃に始まる?!話題の人工知能の創造性をチェックしてみたら大変なことに、、 シンギュラリティとは、AIが人間の能力を超える時点 や、それにより人間の生活に大きな変化が起こるという概念のことですが、2015年にコンピュータ囲碁プログラムAlphaGoがプロ棋士を破った頃は、AIというよりコンピューター(電子計算機)の賢い仕事というイメージでした。ところが、今話題になっているChatGPT(https://chat.op

【XRへの拡張でスマホもキーボードもマウスもなくなる?】

Meta Quest用のソフトで最近発売された「アイアンマン VR」でトニー・スタークになってみました。 Metaがコケて、追い討ちをかける様に暗号資産(仮想通貨)取引所であるFTXが破綻して大暴落、NFT作品のマーケットプレイスOpenseaも流通量が90%もダウンしている。さらにGAFAの大リストラは3万人?!、、、終わったか?に見えたWEB3回りですが、、お金目当ての投資家がつぎ込んだ投資が開発費用に回っていくという意味では実はここからが始まり。思想がない投機は淘汰さ

【WEB3は見えない経済】

ここ半年、某企業の新規事業案件でWEB3をリサーチしてきました。トークンエコノミー、NFT、DAO、Defi、メタバースといった関連技術が乱立していてWEB3はほとんどの人が理解できない領域になっています。基盤となるブロックチェーンでさえ、概念はなんとなくわかっていても実物を見たことがない、、、ここが面白いこところでWEB2まではサービスとして可視化しやすかった訳です。 WEB2では見える価値の移動が起きた、つまり、実店舗の商品がAmazonで販売されるネット通販、動画や写真

【バーチャルメタバースからリアルメタバースへ、web3のイデオロギーから見た「ありたい姿」とは?】

VRからARへ、web3とかDAOとか最近のこの辺をまとめてみました。 Appleが「3D複合現実世界での接続体験を可能にするツールやフレームワーク」の構築に携わるエンジニアを求人してる様です。Apple独自のメタバースプラットフォームを開発しているのかと想定されますが、iPotとiTunesの時と同様にハードとソフト、iPhoneとアプリの両方というのがAppleだとすると、重くて機能も初歩的なヘッドセットmeta questとWorkroomsしかないmetaを比べるとA

【予言します。NFT、Web3の未来Network State】

METAバブル崩壊とTwitter買収と大量解雇、、、ものすごいスピードで変化してます。 METAとTwitterの大量解雇はびっくりなんですが、一方で、WEB3とかDAOが加速するのではないか?という予感がしてます。GAFAに残る者=中央集権に囚われる者と追われた者の構造が非中央集権に拍車をかけて本質的なオルタナティブであるThe Network Stateに向かうんじゃないだろうか、という妄想。 で、このThe Network State(https://lnkd.in

【今さら?NFT作品出展します】

 NFTに悶々とした、、、、 NFTについては、ここ1年くらい構想と共に静観していました。 75億円という高値でNFT作品が流通したことからNFTが注目を浴び始め、坂本龍一さんのピアノ1音10,000円が1000万円で転売されたり、いくつかのNFTのリアル展覧会にも行きましたが、当然作品はモニターに映し出されている訳で、これ意味あるのかなと、、、色々と悶々とした訳です。 理由はブロックチェーンという未来の可能性と同時に、NFTはアートを食い物にしている投資家が煽っているだけ