晴子

虚構と現実と、ふたつの愛を行ったり来たり。

晴子

虚構と現実と、ふたつの愛を行ったり来たり。

マガジン

  • 短いお話

    創作のお話いろいろ

最近の記事

ファーーーーーーー?!?!!??!、、!?馬鹿兄弟じゃないほうのWXYをいま知っ いま知ったんですが こ これ これは?????????え??????????え??????な????????なに??????????え????

    • 俺がゾンビになったら、その時は迷わず撃ち殺してくれ。

      というゾンビ映画にありそうな言い回しが、オタク界隈にも存在しまして。 自分でもよく分からないうちにゾンビになっていて(後から周辺に聞き取りをしたところ、わたしの認識に相違があったことが原因だと判明した。ものの、事態は後の祭り。)、他ならぬ最愛の手による秒速のヘッドショットを受け、殆ど誰の目にも留まることのない速さでわたしは他界した。そういう経緯でした。 『推しへの愛を紡ぐ場所』としてアカウントを運用している昨今だったので、真逆の結果を招いてしまったからには、もはやゾンビに

      • ガハハ!元気ですとか言ってたのに!めちゃくちゃ久しぶりに風邪を引いた。喉が痛すぎて唾液を飲み込むのもツラい。やば。あした休みでよかった。歯や顎が痛いのは治まったというのに、依然としてメシが食えん

        • 【bioの変化に気付いてURLにアクセスするほど、このアカウントの動向を気にかけている人に向けて】現在「あまりにも執着しすぎていたので一旦手を離した」の状態です。元気です(めっちゃ歯医者に行ってるけど)!

        ファーーーーーーー?!?!!??!、、!?馬鹿兄弟じゃないほうのWXYをいま知っ いま知ったんですが こ これ これは?????????え??????????え??????な????????なに??????????え????

        • 俺がゾンビになったら、その時は迷わず撃ち殺してくれ。

        • ガハハ!元気ですとか言ってたのに!めちゃくちゃ久しぶりに風邪を引いた。喉が痛すぎて唾液を飲み込むのもツラい。やば。あした休みでよかった。歯や顎が痛いのは治まったというのに、依然としてメシが食えん

        • 【bioの変化に気付いてURLにアクセスするほど、このアカウントの動向を気にかけている人に向けて】現在「あまりにも執着しすぎていたので一旦手を離した」の状態です。元気です(めっちゃ歯医者に行ってるけど)!

        マガジン

        • 短いお話
          6本

        記事

          雨の日のキャラメルマキアート

          雨の日のキャラメルマキアート

          ちょっと配信見てたんだけど、気分の落ち込みがすごい的な意味で見ていられなくて閉じた。

          1週間前からもう役者ではなくなっている人の配信を、ほぼ間違いなく直接的な応援が出来ない状況は今後も変わらないと分かっているのに"これからも応援しています!"といった、底抜けに明るく元気でお人好しなノリでニコニコ眺めたり出来るわけがなかった。 直近数年、舞台で拝見することがなくなっていたわたしでさえこの調子なんだから、推しているお友達の心中を察するに余りある。 役者を辞めることそものもに対しては、どれだけ時間を費やして考えたとて「そうかぁ……」という以上の言葉は出てこなかった

          ちょっと配信見てたんだけど、気分の落ち込みがすごい的な意味で見ていられなくて閉じた。

          晴れやかに、その体温に触れられる日を。

          晴れやかに、その体温に触れられる日を。

          気付いちゃったんだけど、終息したところで次回公演に推しは出演しないから、次に見られる日がいつになるかマジで不明だ。もうやだ。むりです。ぼくの耳の軟骨にピアスホール開けてくれ(飛躍)

          気付いちゃったんだけど、終息したところで次回公演に推しは出演しないから、次に見られる日がいつになるかマジで不明だ。もうやだ。むりです。ぼくの耳の軟骨にピアスホール開けてくれ(飛躍)

          四月の涙腺

           君は知っていた。  残されたイベントがあるとすれば、別れだけだと、知っていた。  この世界の光を浴びた日から君は、眠りも目覚めも共にした。  出会いも、片思いも、告白も、全てを失くしながら。  潮風はまだ冷たい。  分厚く澱んだ雲。  君を暖めてくれるはずの陽射しは、届かない。  スニーカーの中でざらつく砂。  君は、風に背中を押されるように歩く。  駅前で乗り込んだバスは、結局誰も乗って来なかった。  30分揺られて降りた、終点の碧翠院桜宮病院前。

          四月の涙腺

          新しい朝

           厨房の小窓から覗く景色は、昨晩の食事を仕度した時から変わっていない。何ヶ月も地平線にしまい忘れられた太陽が照らし続ける、終わりのない白い大地。点々と立てられた積雪指標の、細い竹竿の先がゆらゆらと、目印の赤色をなびかせている。  電熱線の上に乗せた焼き網で、香ばしく焼けていく塩鮭の皮が小さくはぜる音。家庭用の魚焼きグリルでさえないのだから、火力が弱くても辛抱強く待つしかない。厨房を満たしていく鮭の香りを深く吸い込んで、作業台に戻る。  解凍したたまご液にめんつゆを垂らして、菜

          新しい朝

          ステファノの墓標

          ミルのハンドルを回すのをやめ、開いた手のひらの皺を視線でなぞる。 座っていろと言ったのにキッチンまでついてきた隣の男は、もう義兄ですらない、単なる他人だった。義兄は勝手に留守中の家に上がり込み、散らかった部屋の掃除や溜まった洗濯物を全て片付けて帰っていく、世話好きの妖精のような変わった男だった。姉と離婚してからは連絡も取らなくなり、もちろん勝手に留守宅へ上がるようなこともなかった。 それが、金木犀の香りを連れて、唐突に現れた。インターホンの呼び鈴に応じてドアを開けたらそ

          ステファノの墓標

          死神ロレンスの愛情

          最初から何もかもが決まっているのだろう。古い戯曲を紐解けば、誰がいつ登場してどんなことを喋り、何をして、そしていつ去っていくのか、すべて事細かに記されている。 モンタギュー家の一人息子として生まれてしまったのなら、どんなに足掻いてもロミオであることからは逃れられないということだ。たとえロザラインへ片想いしなくても、キャピュレット家のパーティに忍び込まなくても、それでも絶対に、ロミオはジュリエットに出会ってしまう。出会ってしまったら、恋に落ちることは止められない。誰にも。 途中

          死神ロレンスの愛情

          La crême caramel

           「あれ、一時閉店のお知らせ……リニューアル工事のため、ってえええー?! ホワイトデー商戦をドブに捨てるのか、豪気な……」  スマホを放り出すように仰向けに寝転がる。ついでにぐいーっと伸びをして、丸めっぱなしだった背中をほぐす。  「っていうことは、わたしの誕生日! ケーキ! 祝ってもらおうとおもってたのにー!」  ガバッと起き上がってこたつの天板をドンドン叩く。  「あすこ、ビルのテナント全部系列店でしょ、二階のフレンチでも一階のケーキがデセールされて出てくるっつうレビュー

          La crême caramel

          Pêche

          それはちょっとやりすぎだったんじゃないの、と言われて、黄色地に赤文字で学生ローンと書かれた看板の下を通り過ぎる人たちのファッションチェックを辞めた。 なにが?と正面に座っている友人へ聞き返すと、いや、その、ピーチティー、とわたしの注文した紅茶を指された。カップの中はもうふた口分くらいしか残っておらず、少なくとも十分以上は冷めたままだ。 今頃?!突っ込むなら頼んだ時にしてよと笑うと、やりすぎだっていう自覚はあったんだねと笑い返された。 原色の広告が遠慮も知らず貼りついた高

          グロスのはげ落ちた素の唇にリップクリームのツヤだけで、やさしいピンク色。

          グロスのはげ落ちた素の唇にリップクリームのツヤだけで、やさしいピンク色。

          しあわせな記憶だけ連ねていきたかったけど、苦しいときのゆきばがなくて。さみしいだけなら、誰だっていいんだろうけど。一緒になるのがその人じゃなきゃダメなんだったら、どっかで思い切らないといけないね。

          しあわせな記憶だけ連ねていきたかったけど、苦しいときのゆきばがなくて。さみしいだけなら、誰だっていいんだろうけど。一緒になるのがその人じゃなきゃダメなんだったら、どっかで思い切らないといけないね。