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仕事部屋を整える <ゼロからスタートできる環境づくり>

音の仕事に映像の仕事が加わってカオス状態となっていたデスク、スッキリさせてみると「before」がいかにストレスな状態だったかわかります。新しいことを試したくても現状を片付けるのが面倒なので、「ま、今のままでいっか」となってしまうんですよね。

目指したのは、ゼロからスタートできる環境づくり

新しいことを試すには(物理的にも精神的にも)、出来る限りフラットで片付けなくていい環境が良いだろうと、デスク上にモノが少ない状態を目指しました。当初は次の引っ越し(時期未定)まで待とうかと思っていましたが、Go Ando さん(デスクすっきり界隈の第一人者^^)の記事がお尻に火をつけてくれました。


ケーブルをどうするか

私もケーブルを隠したいのですが、「ケーブルで音が変わる」みたいな業界にいるものですから限界があります。そこで、「ざっくり隠せて、配線変更も楽に行える」を目標にしました。結果、導入したのが、

カリモク/ユーティリティプラス

デスクのオプションに「配線ボックス」があり、その中に電源タップやハードディスクも収納しています(中はカオスですw)。

Keychron/K1(テンキー付、US、茶軸)

今までは有線のキーボードを使っていて、音用と映像用のPCで共有する時は手動で繋ぎ変えていたんですが煩雑だったので、「せめてデスク上だけはケーブルレスにしよう」と選んだのが「K1」でした。Bluetooth で3台までペアリングできるので、

1. ProTools用、映像粗編用PC

2. 事務用PC

3. iPad

と割り当てました。映像の仕上げ&書き出し用ノートPCは短時間しか作業しない(ほぼレンダリング用)ので、外付けキーボードは使わないことに。トラックボールは、ずっと使い続けている logi MX ERGO。こちらは2台までペアリングできるので、キーボードの番号と揃えて使っています。


配線しやすい配置に

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デスクと書棚を L字に繋げていて、書棚は窓から約30cm離れています。この「30cm」が魔法の数値!

1. 窓まで無理なく手が届く

2. 書棚の裏側に入り込んで配線を変更できる

3. 掃除機のアタッチメントが無理なく通る幅

でしょ?

書棚には、いろんな機材、よく参照する本、複数のHDD、電源、事務用品、書類などがまとまっています。


くつろぐスペースを確保するために

個人事業主やフリーランス “あるある” だと思うのですが、私ももれなく仕事用のデスクで食事をとっていました。でも、今回の模様替えを機に、これを改めようと。

で、事務専用の(しかしながらアウトドア用の)デスクを解体し、音&映像用デスクに一元化することで、くつろぎスペースを確保することにしたのです。

下の写真は、ほぼ整え終えた仕事用デスク。

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写真左奥に見えるのが、音&映像用のPC。これは持ち出すので、あまりガチガチに固めていません。そのとなりが音&映像用の液晶モニター。右側に見えるのが、事務用のモニターと10年選手の MacBookAir 。

課題は、事務作業中は首がずっと右側を向いてしまう点。HDMI 切替器で中央のモニターに集約しようかな……10年選手の MacBookAir を新調するタイミングで考えるとしましょう。

くつろぎスペースには、今まで使っていた仕事用デスクを割り当てました。惰性でPCを開いてしまうことなく読書できるし、いい感じです。

これまでの経緯、よろしければ併せてお読みください。

ちなみに、音の仕事にとって重要なスピーカーですが、「え? こんなにテキトーなの?」と感じた方もいらっしゃるかと思います。でも、これで良いんです。私の録音は録ったときにほぼ完成しているので、自宅環境でミックスすることは滅多にないんです。ノイズチェックや細かな編集が主な仕事になるので、ヘッドフォン作業の比重が高い。仮にスピーカーでちゃんと仕事するとなると、部屋自体への投資が必要になりますから。


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