003. 可聴周波数のおはなし
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前回は「録って、耳で聞いた音とくらべてみる」というテーマでしたが、
そもそも、ヒトはどんな音を聞くことができるのでしょう?
この話をすると決まって出てくるのが、「周波数」という言葉。
定説では、ヒトは 20 Hz から 20,000 Hz の音を認知できるとされていて、“聴くことが可能な周波数” という意味で「可聴周波数」と呼ばれています。20Hz は、聞こえるというより、地鳴りのような “感じる” 振動、低い音ですね。20,000Hz に近くなると私も聴く自信がありませんが、“空気感” のような要素とでも言えるでしょうか……「無いと何か物足りない」みないな音。実際に “聞こえる” のは、私の体感だと 80Hz 〜 15,000Hz あたりです。
(この辺の話は、「モスキート音」で馴染みがあるのでは?)
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