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グラサン・マイクロフォン

あまとみトレイルの音をどうやって録ろうかと試行錯誤した結果、サングラスにマイクロフォンを仕込むことにしました。信越トレイルや熊野古道と同じアプローチでは面白くないので、今回は「歩きながら録る」をテーマにしたのです。

まず思いついたのは、帽子にマイクロフォンを仕込む方法。

マイクロフォンは、おなじみ DPA 4060 (core)
風防をつけてみる
風防を軽くしたが、重さで揺れてしまう……
揺れないようにフレームを強化しよう
なかなか良い感じ

……と、良い線まで行ったのですが激しい動きに耐えられないようで、マイクロフォンを安定させる方法を考えること数年(いや、数分www)……

そっか! 眼鏡につければいいじゃん!

眼鏡の上からかけられるサングラスが、幅広で具合が良い

ま、古典的な方法なんですけどね! 安定感は抜群。

黒いファー(ジャマー)もあったのですが、目立たなく盗聴っぽくなってしまうため、あえて存在感のあるグレーを選択しました。ダミーヘッドには及びませんが、バイノーラル的な音像が期待できます。

レコーダーは ZOOM F6

サコッシュに収まる ZOOM F6

信越トレイルでは DPA の MMA-A を使いましたが、今回は “まわしっぱなし” にする予定なので、大型のバッテリーを装着した ZOOM F6 を採用。64GB の SDカードで、48kHz / 24bit / stereo なら 60時間以上収録できます(32bit float にするか検討中)。バッテリーとSDカードはもう1セット持参。なお、バッテリー節約のため、ファンタムは 24V で運用します。

ZOOM F3 も小型で良いのですが、電池駆動だと頻繁に交換することになり、USB給電だとケーブルが煩わしいので、嵩張りますが F6 としました。


こんなことせずに、4560 を買おうかなとも思ったんですけどね。買えば誰でもできちゃうから、面白くないなー、と。



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