無精子症。
今回は無精子症が判明した時の話。
不妊症の半分の原因は男性にあると言われています。まさに僕がそれでした。
通院する1番初めのきっかけは、自宅でできる精子の簡易検査キット。
そのセットとスマホがあれば簡単な精子チェックができるというもの。Amazonで1500円くらいで買いました。
今まで自分に対してなんとなく違和感がありましたが、病院まで行くのは。。
でも一旦見てみたいと思い自宅で検査。
いやードキドキですよね。どんな感じに動いているんだろう?
携帯のライトを当て、カメラを接写にして観察してみました。
????????
あれ?何もいない!?
良くイメージにある「精子が泳ぐ姿」がみれると思いきや、何もいませんでした。
結晶や、水のようなものが流れてはいるが、泳ぐ精子は見受けられない。
色々動かしながら光の当て方を研究して、再度見てみました。
やっぱりいない。
何度探しても見当たりませんでした。
妻にもその話をし、改めてクリニックに行くことに。
再度また同じような検査。
この検査ではさらに精密な機械で行うとのこと。
後日その結果が出ました。
「無精子症です。精液中に精子を一匹も見受けられませんでした。」
それを聞いた僕は、「え?」という驚きではなく、「まぁ、そうでしょうね」と口にしていました。
僕の場合は、思春期からなんとなくの違和感がありました。
喉仏が無い、ヒゲが生えない、体毛が薄い、筋肉が付きづらいといった肉体的違和感。
同じクラスの男子に比べ競争心が薄い、女の子に対する意識が割とフラット(平等)、「男なんだから」という言葉に対してのズレを感じる精神的違和感。
こういった違和感から、「もしかしたら何かしらの異常があるかも」という感覚がありました。
しかし、まさか無精子症だったとは。
そして染色体が女性と同じだったとは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?