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WindowsOSと同時に音声操作機能やNode.jsのプログラミング開発環境も自動起動するVisualBasicScriptを作る

なぜ古いVisualBasicScriptを使い、WindowsPowerShellやJavaScriptを使わないのか?というと、それらは高額報酬になりそうなので、コンパイラーを普段は使い過ぎて故障させたくない、分散投資だからだ。

batだとさすがに使えないほど古く、時間の無駄を避けたい。またVB.NETの高額案件やVBSも大企業は古い体質なので、意外にも案件はあったりする。

まっ、中古のPCを使えば良いわけだが、VBSは情報も多いので覚えておいて損はなく、マイクロソフトもJAVAやJavaScriptよりは、VBかC#かTypescriptに力を入れるだろうし、これらが次世代は有力になる可能性は高い。

では、WindowsOSのスタートアップフォルダーの中にショートカットを入れるVBスクリプトのオープンソースなコードを説明する。

使用方法は、①テキスト書類に以下のコードをコピペし②start-up_win_node-ver1.vbsなどという名前に変更し③スタートアップフォルダにショートカットを入れるだけだ。

これをサービスに追加となると、サービスというバックグランド機能自体が故障もしやすそうので、この記事の方法の方が手軽で安全だろう。

start-up_win_node-ver1.vbs

'Windowsのシェルを使うと宣言する
Set oWshShell = CreateObject("WScript.Shell")

'音声認識(音声でOS操作)を起動
oWshShell.Run "%windir%\Speech\Common\sapisvr.exe -SpeechUX"

'Pythonなどの仕事中のフォルダを開き、別ドライブにバックアップもする
'C:\homeな理由はCは普段OS起動はせずに、別ドライブでOS起動が安全
oWshShell.Run "C:\home\python\"
oWshShell.Run "D:\home\python\"

'自分でnode.jsを使いWebサーバーソフトを作る
'cmd /k というコマンドは使わないと端末から入力したコマンド履歴が消えるので付けている
oWshShell.Run "cmd /k node C:\home\node.js\node_http-server-ver1.js"

'node_http-server-ver1.jsで設定したURLをWebブラウザで閲覧する
'http://127.0.0.1(は:80が省略)/だとApacheと同時に開発が出来ない
oWshShell.Run "http://127.0.0.1:3000/"


' ここからは普段は使わないのでコメントアウト ==============

'node.jsやTypescriptのバージョンを確認する
'oWshShell.Run "cmd /k echo node.js version && node --version && echo; && echo npm version && npm --version && echo; && echo Typescript version && tsc -v"

'ユーザーのスタートアップフォルダを開き、
'この書類のショートカットを編集などする

'oWshShell.Run "shell:startup"

'shell:startupのstartupは他にも多くのフォルダなどが開けるが、
'それほど利用しないので記載していない。
shell:startup
このstartupを以下のURIに置き換える事も出来るが、
さほど使用しないと思う。

URI一覧
日本語の全角空白が区切りだ。半角空白は名称の一部だ。
以下、以外にもあるが無駄に多くなりすぎそうなので省略。

Administrative Tools AppData Cookies Desktop
DesktopFolder DriveFolder Favorites Fonts History
InternetFolder Local AppData Menu My Pictures
NetHood NetworkFolder Personal Profile Programs
ProgramFiles PrintersFolder PrintHood Recent
RecycleBinFolder SendTo Startup System
SystemX86 Templates Windows


【URIとはURLと】似たような用語にURI(Uniform Resource Identifier)があり、マイクロソフトの文書などでも表記されていることがあるが、実質URLと同じものと考えてかまわない
https://ascii.jp/elem/000/001/211/1211206/


JavaScript書類をjscコマンドでexe書類にして
目覚まし時計ソフトで起動日時などを指定すると、
簡単に自動予約システムになりバックアップも楽に出来る

①JavaScript書類で起動させるVBS書類を作る

上記のstart-up_win_node-ver1.vbsをstart-up_win.vbsと改名し、
以下のJavaScript書類で起動させる。

start-up_win.js(exe)


// vbsを起動するJSを作れば追加可能になる
var shell = new ActiveXObject("http://WScript.Shell");
http://shell.Run("C:\home\vbs\start-up_win.vbs");
// http://46k.seesaa.net/article/482399639.html

②上記の書類をコンパイルする

(コンパイル実行)jsc start-up_win.js
(一覧表示させるコマンド)dir
(フォルダ内の書類が一覧表示)start-up_win.js start-up_win.exe

③フリーウエアの目覚ましソフトを探しインストールし指定する

④フリーウエアの目覚ましソフトのフォルダをマイクロSDなどに
コピペするだけで、設定などを簡単に保存でき、この方法が一番楽だ

こういう自動設定などがLinuxなどになると、やたらと無駄に面倒になるので、無知な大企業などのUnixでのサーバー管理の案件というのも安月給のくせに面倒だ。


以上



令和3年 皇紀2681年 [西暦2021年] 7月10日(土)

著者:城神YU

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