【Python入門】Windowsにアナコンダとパンダスをインストールし外国為替価格の一覧を出力するプログラムを作る
Python(パイソン)とは初心者でも簡単に使えるWebスクリプトだ。しかし多くの無料のレンタルサーバーなどでは使えないが、自分のPCにインストールすれば使える。
稀に無料サーバーでPythonやRubyなども使えるが、業務で使用する高度な技術を楽に使えるフレームワークまでは、インストールもしづらいが、これの需要こそある。
またPythonはプログラミング言語の中では、最もAI(人工知能)を使いやすい言語なので、これからの需要が増える可能性と人気がある。これはAIが投資分析や予想という世界になるのと、投資こそが他の商売と比べると安定利益が得れるので、Pythonを勉強しなければ、そのうち職は減るだろう。
そしてPythonなどはFXなどで便利な、価格の1日おきの一覧を表計算なテキスト書類で出力ができる。これは万が一にFXなどのトレードで役に立たなくても、外国に売れるネットサービスなどが作れる基礎になる。
しかし面倒そうだが、インストールの仕方は簡単だ。まずPython本体はPythonの公式サイトからコンパイラー(翻訳ソフト)をダウンロードしても良いが、それだと足りないライブラリー(図書館的なもの)などがあり面倒なので、アナコンダというPython以外もサポートするものをインストールした方が早く楽だ。
まずはアナコンダをインストールするだけでパイソンもインストール完了だ
最初にアナコンダの公式サイトに行き、自分が使用しているOS(Windows・Mac・Linux)のインストーラーをダウンロードし、Windowsの場合は押すだけと簡単だ。
Webスクリプトは最終的にLinuxサーバーにアップロードするので、文字化けなどもするので、Linuxでプログラミングをした方が良い。Windowsでプログラマーでも、Linuxも1台のPCにインストールは出来るのでしておいた方が良い。Windowsの優位点はCADソフトで、多くの人が利用なのでLinuxで作り多くの人が見るWindowsのクロームでWebページのレイアウトの確認となる。
途中で環境変数のパスもインストールするか?も出てくるが、初めてのインストールならチェックした方が、非推奨だが後は何もしなくても良いので楽だ。また初心者だとユーザーの環境変数の設定方法がわからないので、自動でパス設定をしてくれる、この方法を選択した方が早くて良い。
システムのプロパティでユーザーの環境変数を見てみたら、以下のように5つもアナコンダが設定していた。Windowsのユーザーのホームフォルダの直下にアナコンダのバージョン3をインストールすると、以下のようになるらしい。
Windowsのユーザーの環境変数の設定状態
C:\Users\user-name\anaconda3
C:\Users\user-name\anaconda3\Library\mingw-w64\bin
C:\Users\user-name\anaconda3\Library\usr\bin
C:\Users\user-name\anaconda3\Library\bin
C:\Users\user-name\anaconda3\Scripts
mingwとはUnixのコマンドなどが使えるようになる環境で、usr\bin(はUnixでよく使われるpythonなどのソフトの格納場所)はWindowsでUnixの環境を再現するものだと思う。
これは例えば「/usr/bin/python 書類名.py」とコマンドで入力しなくても、「python 書類名.py」と入力するだけで、文字数を少なく動作させる事が出来るようになる。
これを知らない状態で、自分で設定するのは面倒だと思う。また知っていても手動は面倒だし、古いアナコンダを同居させても良く、今後新しくなったら自分でカスタマイズして手動でインストールをすれば良いと思う。
アナコンダはともかく、古いpython2では動作するが新しいpyhon3では動作しないCGIプログラムというものある。これの制作書類名を書類名.cgiとすると無料サーバーなどで動作する。しかし多くはしていない方法だが、書類名.py2や書類名.py3としても良いと思う。
多くのサーバーだとpython2のパスは/usr/bin/pythonでpython3は/usr/bin/python3で、無料サーバーだとpython3は提供しない場合もある。これは自分のWindowsPCに複数のpythonをインストールして開発しても良いだろう。だがLinuxだとpython2.7とpython3.5などはOS付属だ。
アナコンダをインストールする時の注意点
アナコンダをインストールする時の注意点はダウンロード書類は500MB程度だが、必要容量が約3GBもあるので、インストール先のディスクの空き容量を確認した方が良い。しかし逆にその分だけの数多くのライブラリーなどが入りパンダスなどは除き、後は何もしなくても良い楽な状況になる。インストール時間も数分しかかからない。
そしてインストールが成功したのかは、コマンドで「python -v」と打ちパイソンを以前からインストールしていなくて新規なら、パイソンのバージョンが出てくればインストール成功だ。
またメニューにアナコンダのアイコンもインストールされ、アナコンダ・ナビゲーターでGUIなジュピターラボなどの開発Webページがある。開発Webページの優れている所は、Linuxで作成した書類が保存され、Windowsで作成中にHTMLなどのレイアウトのズレなども確認できる。
なのでアナコンダをWindowsにインストールして、その開発ページを利用するのは、どうかとは思う。ただそれは小さな差かもしれない。ジュピターラボはこれからの主要ツールになると言われている。むしろ1からプログラミングをするよりも、これらのツールに詳しくなった方が客も注目するので良い。
アナコンダだけでは動作しないのでパンダスをインストールする
パンダスとは高性能なデータ分析のライブラリーと言われ、グラフ化などもする高度な処理を、自分で難しいプログラミングをしなくても、簡単に使えるという便利なものだ。
これのインストール方法も簡単で、以下の3つコマンドを入力だけでインストール可能だ。しかし管理者権限がないとできないと言われたら、Windowsでは「管理者権限でコマンドプロンプトを選ぶ」か、Linuxなどでは以下のコマンドの最初にスーパーユーザー(管理者)が操作するコマンドの、sudoコマンドをつけ「sudo pip3 install pandas」などと入力すると、管理者パスワードを聞いてくるので、それも入力するとインストールが開始する。
コマンドpip3を使用しインストールする> pip3 install pandas
コマンドpip3を使用しインストールする> pip3 install pandas-datareader
コマンドpip3を使用しインストールする> pip3 install matplotlib
上記のコマンドを入力するだけでパンダスはインストール終了だ。なおインストール中にインストール状況なども表示されるので、それが終了したら、次のコマンドを打ち込むのであり、同時インストールになってしまうので、コマンドの連打をしてはいけない。またMatplotlibは、Pythonの科学計算用ライブラリーのNumPyのグラフ描画ライブラリーだ。
テキストエディターで簡単なPythonのプログラミングをする
プログラミングは多くのサンプルを組み合わせるだけで出来るという簡単さだ。文法を一から数多く覚えるよりも、以下のような簡単なプログラミングを見た方が早く習得できる。
しかしWindowsでテキスト入力すると、ANSI(米国のみの規格)というLinuxサーバーで見ると文字化けするのと、特に外国為替は多言語対応をしないといけないので、ユニバーサル(国際標準)コードのuft-8で保存する。
メモ帳だとさすがにANSIになってしまうので、フリーウエアのテキストエディターで、uft-8形式で以下をコピ&ペースト(複製と貼り付け)に保存する。もう今の時代はSQLもuft-8が多いので、uft-8形式で保存だ。
以下のPythonプログラミング書類「usd-jpy_eur-usd.py」を作成する。作成方法は新しいテキスト書類を作り、拡張子をtxtからpy(パイソン)に変更し、以下をコピペ(コピ&ペースト)するだけだ。
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