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29thSG アンダーライブ

オタク5年目にして初のアンダーライブ現地参戦。そこで感じたのは、今までに感じたことのないほど強いメンバーとファンとの絆でした。

メンバーとファンで作り上げた最高の空間

今回のライブの素晴らしかった点はこれに尽きます。メンバーはもちろんファンもライブに対して本気で向き合っており、それによって生まれる熱気や一体感が素晴らしかったです。

メンバーも「今日のこの景色を絶対に忘れないようにしよう」と言っていたように、観客席を振り返った際ペンライト、タオル、うちわ等によって作り上げられた景色が言葉にならないほど美しくメンバーが感動するも無理がないと思いました。このようにメンバーとファンの心が通じ合ってお互いの心を動かしているところにライブの本質である"生"を感じることができて最高でした。

奇跡のダブルアンコール

今回は特にアンコール以降の畳み掛けが強烈でした。本編中、声を出せないためライブ感に欠けるということは少なからず感じていたのですがそのようなモヤモヤ感はアンコール以降で全くといっていいほど払拭されました。

和田主導の「きっかけ」のアカペラや奇跡のダブルアンコールは間違いなくファンの力あってのものでした。特に、最終日のみの参加だったこともあり全く意中になかったダブルアンコールが最高という言葉では表現しきれない程最高でした。突然「ハウス!」のイントロと共にメンバーが登場した瞬間の驚きと興奮が忘れられません。

佐藤璃果

今回は「自由の彼方」と「風船は生きている」をセンターで披露。この2曲に限ったことではありませんが特に「自由の彼方」のようなシリアス寄りの楽曲での表現に気迫が込もっており、上を目指すための「覚悟」を感じられました。

とはいえ他のボーダーメンバーと比べた際、どの要素をとっても一歩足りないのが現状だと思います。これを打破するために個人的にはまず歌を磨いてほしいと思っています。もちろんそれ自身も魅力になりますが他の部分への相乗効果にも期待しています。ただでさえ人一倍緊張しがちなこともあり、歌に余裕が持てるようになることでダンスにリソースを割くことができ、強さだけでなくしなやかさが求められるような表現もより上手くなるのではないでしょうか。

その他活躍メンバー

・弓木奈於
今回のメンバーの中で最も選抜に近かったのではないでしょうか。黒髪にしてからの伸びが素晴らしいと思っています。制服のマネキンの衣装が誰よりも似合っていてなおかつこの曲のクールさが存分に発揮されており、彼女に選んでもらってよかったなと思いました。ミーグリも順調に売れているので万一30thでも選抜漏れするようなことがあればもちろん新4期生推しとしては黙っていられません()

・金川紗耶
「My rule」、「Route246」、「嫉妬の権利」をセンターで披露しましたが、どの楽曲にしてもやはりダンスの表現力がメンバーの中で抜けていました。やはり何か抜けた能力を持つメンバーはそれだけでアイデンティになるので強いですね。もちろん掌を返すつもりはありませんが実力は認めざるを得ないので向き合い方が難しいです。

・和田まあや
ある意味今回のMVPかもしれません。ファンの気持ちを掴み、会場を盛り上げるの上手いのは、彼女のトークの上手さはもちろんそれ以上に本質的な真っ直ぐさによるものだと思います。人望もあり、アンダーでがむしゃらにもがく後輩メンバーにとって彼女の存在は精神的支柱でありやはり必要不可欠な存在なのだと改めて感じました。また例によって和田の動きを制御するれなちさんの手腕も素晴らしかったです。

その他披露されて嬉しかった楽曲

・その先の出口(センター:吉田綾乃クリスティー)
サビに向けての盛り上がり方が好きな楽曲なのですがどちらかというと地味な印象で披露される機会が少ないだろうと思っていたので嬉しかったです。あやてぃーさんも何気に毎回少ないチャンスで印象を残してくるなと感じています。

・三角の空き地(センター:黒見明香)
言わずもがなかつての推しメン中田花奈さんのセンター曲。この曲の上品さや儚さが上手く出ていたし、やはりこの曲を聴くと2018年夏の全国ツアーを懐古してしまいますね。

・君の名は希望(センター:林瑠奈)
制服のマネキンとセットで「乃木坂らしさ」を象徴する楽曲だと思っており、後輩、中でも新4期のメンバーに選ばれたことが嬉しかったです。今後グループがどのように変わるにしてもこの根幹ともいえる部分は変わらずに受け継がれていってほしいです。

総括

アンダーライブの存在は他の坂道グループにはない乃木坂の「強み」であり、やはり自分には乃木坂しかないと改めて感じました。前後の週にスペイベと乃木坂スター誕生!LIVEが先に決まっていたのでその間の叩き程度のつもりでしたが終わってみれば完全にアンダーライブがメイチでした。最終日にも関わらず思わず「明日も行きたい!」と思ってしまった程です。今回と前回のアンダーライブを踏まえ、今後開催されるアンダーライブには最優先で参加しようと思いました。また、一度乃木坂から離れかけていたこともあり、全力で応援したいと思えるメンバーがいて、全力で応援できる場所があることに感謝しかありません。

しかし、決して明るい話題ばかりではなく、5期生の加入という最大の懸念事項から逃げる訳にはいきません。自分が5期生に前向きでない理由としては、年が離れてしまっていて感情移入しにくい、セミプロ組が中心で数少ない素人組もやらかしている、単純にかわいいと思わないといったことが挙げられます。これだけならともかく、今回の選抜発表からも分かるように既存メンバー、中でも新4期生と直接的なライバル関係にあることも敵対視してしまう要因です。絶対的な実力の問題と言われれば反論できませんが、自分は5期生に新4期生の選抜枠を奪われたと捉えています。自分が参加できるかまだ分かりませんが5月のバースデーライブでも5期生の登場が目玉の1つになることは間違いないと思います。その時、自分はどのように反応すればいいのでしょうか… その点アンダーライブはもうしばらく、心から楽しめそうですね。

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