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一人の音ゲーマーが「にじさんじ」に出会って熱が再燃した話
突然ですが皆さん、ゲームセンターでボタンが8個付いたドラム型洗濯機を見た事はありませんか?そう、なんかでっかいドラム型洗濯機です。その洗濯機、「maimai」って言います。今年で稼働から10周年になる体感型リズムゲームです。
僕がこのmaimaiと出会ったのは、中学生の頃、ちょうど初代が稼働し始めた頃でした。(当時の自分基準で)あまりにも斬新な見た目の筐体、画面上に沢山出てくる様々なノーツ、すぐさまこのゲームの虜になり、文字通り青春時代をゲームセンターとこのゲームに捧げました。それぐらい大好きなゲームです。
しかしある時、突然このゲームをほぼ触らなくなりました。その理由が、今日に至るまで世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルスです。コロナが流行り出した頃、物理的にゲームセンターに行けなくなったり、時々見かけてプレイしても期間が空いた事により基礎的な腕がかなり落ちてしまい、いつしかゲームセンターにも行かなくなりました。漠然と「あぁ、こうやってゲームセンターと卒業するのかぁ」と思ってました。
2020年12月25日、とある生配信が始まりました。
それがこちらのにじさんじ所属バーチャルライバー、三枝明那さんの3Dお披露目配信です。
当時にじさんじ自体は、とあるシンデレラの配信を見ていたり、Twitterのフォロワーさんにオススメされた人を見てたりで、そこまでガッツリハマってはいませんでした。この日も、定期的にあるライバーさんの3Dお披露目配信だと思ってました。しかし、配信を見始めて19分ぐらい経った頃、目の前に広がった光景に飛び上がりました。
「maimaiの筐体が、ある!?!?!?!?!?」
そこに映っていたのは間違いなく、自分が青春を捧げたmaimaiの筐体そのものでした。それをライバーの三枝明那さんが楽しそうに(しかも普通にメッチャ上手い)プレイしてました。そしてこのmaimaiパートは、最後ににじさんじの1周年記念楽曲、「Virtual to Live」をプレイして終了となりました。
人間という生き物は、どうやら別々の好きなコンテンツがコラボした時には情緒がおかしくなるようで、このパートを見終わった頃、私に一つの目標が出来ました。
「Virtual to LiveでAPが取りたい!!」
AP、即ちオールパーフェクト。楽曲中の全てのノーツを最高判定で取る。もちろんとんでもなく難しいです。しかも三枝明那さんがプレイしてた難易度はRe:MASTER。maimaiに存在する難易度の中で一番難しいやつです。これを達成するには、ちょっとやそっとの努力じゃきっと届かない。
その日から私は少しずつ少しずついろんな楽曲をプレイし、コロナ期間で失った腕を取り戻そうとがむしゃらに頑張りました。
そして本日2022年9月27日。
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ついに、Virtual to Live、Re:MASTER、ALL PERFECTを達成しました!!!
ずっと憧れてた景色をついに見る事ができました。ちょっと泣いてます。完全に青春時代のやる気が復活しました。
でも音ゲーというものは、自分との戦いです。これで終わり、という訳にはいきません。maimaiには、もちろん「Virtual to Live」以外にも様々な楽曲が収録されています。三枝明那さんが所属しているユニット「Rain Drops」の楽曲だってあります。
私はこれからもmaimaiで沢山の楽曲を、いつか終わりが来るその時まで遊び続けます。そのきっかけをくれたのは、現在進行形でハチャメチャに沼に浸かってる「にじさんじ」というコンテンツだった、という話でした。
ありがとう、maimai
ありがとう、にじさんじ
ありがとう、三枝明那
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