最近のメフィスト賞が単行本化してる件

メフィスト賞は2021年現在で、第63回目を迎えた。
かつては講談社ノベルスで出版されることがほとんどで、稀に単行本として売られるケースがある。最近では講談社タイガからも受賞者が現れる。

08   浅暮三文『ダブ(エ)ストン街外』
25   日明恩 『それでも、警官は嘲笑う』 
26   石黒耀 『死都日本』
29   小路幸也『空を見上げる古い歌を口ずさむ』
32   真梨幸子『孤虫症』
39   二郎遊真『マネーロード』
45   高田大介『図書館の魔女』
46   北野輝 『恋都の狐さん』
48   近本洋一『愛の徴ー天国の方角ー』

50以前のメフィスト賞は、10作品中、2〜3冊は単行本化している。 

52  宮西真冬 『誰かが見ている』
57  黒澤いづみ『人間に向いてない』
59  砥上裕將 『線は、僕を描く』
60  夕木春央 『絞首商會』
61  真下みこと『#柚莉愛とかくれんぼ』
62  五十嵐律人『法廷遊戯』
63  潮谷験  『スイッチ悪魔の実験』

50以降のメフィスト賞は、単行本がたて続けに出されてます。

私が思うに講談社ノベルスは、ミステリーマニアを想定していたが、単行本で売ることで一般層にも読まれるから、今後メフィスト賞を知る機会が増えるでしょう。(本屋では文庫本は出版社別に陳列されるが、単行本は著者の五十音順で並べらてれるから出版者関係なく様々な書籍を手に取れる)

「メフィスト賞100回目まで、目が離せない!」

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