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【「あのデザイン」の裏側へ! マル秘展潜入メモ】Weekly Note #04

マル秘展とは

21_21 DESIGN SIGHTの企画展。

普段は見ることのできないデザイナーたちの、デザインの原画を見ることができます。

目次
1. 貴重な実物のラフが大公開!
2. 過程が面白い!ラフから落とし込みまで
3. 印象に残った作品
4. まとめ

1. 貴重な実物のラフが大公開!

ラフといえば、制作の上で最初に、たたきの図やアイデアを簡単に書くことです。
ここでは10人のデザイナーの貴重なラフが大公開されていました!
アイディアが生まれた瞬間に思いのままに書きなぐったであろうラフや、きっちり細かく書き込んでいるもの、ノートの切れ端にメモのように残したものや、綺麗な画用紙に書いたものなど、様々なタイミングで生まれたラフを見ることができました。

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2. 過程が面白い!ラフから落とし込みまで

今は当たり前に目にしている雑誌やアプリのロゴ、パッケージなどの制作過程が展示されていました。
あのデザインはこんな道を辿ってきたのか・・・!と、それぞれのデザインの過程を見ることができて面白かったです。
個人的に興味があったのが、パッケージの制作過程。カラーの指示など、印刷したものに直接手書きでメモしてありました。意外とアナログなんだなぁと、パッケージの伝統を感じました。

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3. 印象に残った作品

印象に残ったのは、作品として世に出ているものではないのですが、グラフィックデザイナーの松永真さんの日記帳。

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なんと、松永真さん本人が自作しているのだそうです。
1996年から毎年愛用している日記帳。全日記帳が展示されていましたが、全てぎっちりと内容が詰まっていました。
自分に合う日記帳がなかったから作ってしまおうという発想が面白いなと感じたし、さすがクリエイターだなと!この展示会でしか見れないであろう愛用の日記帳を見ることができて嬉しかったです。

4. まとめ

デザイナー10名の作品を、制作過程から見ることでより一層個性を感じることができました。ラフの書き方作品の落とし込み方、デザイナーによって全く違うのです!
「わかる!アイディアが浮かんだときノートの切れ端に書いてしまうのわかる!!」
「この人とラフの作り方が似ている!」
など、大変おこがましいですがデザイナーならではのあるあるを見つけることも楽しかったし
「ラフの時点でここまで細かく書き込むんだ」
「指示の仕方が細かいな」
など、学ぶこともとても多かったです。

今回は一部の紹介でしたが、どのデザイナーのブースもアツい!
日常で見かけるデザインや、当たり前に使っている物の裏側を覗くことができる、まさにマル展。是非、おすすめです!

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