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中学受験回想録28

8月にやった事

夏本番ですね。夏期講習もお盆過ぎて再開ですね。
過去問の準備に追われた方も多いと思います。大量のコピーが辛かったなぁ。

前半は受験範囲全体の振り返りが多いです。テキストを見て間違えがあった箇所の単元か重複していないか確認しました。基礎問題から間違えている時は本人と話し合い4〜5年のテキストのまとめ問題を繰り返し解いています。

「今間違えない様にやり直しをしないと本番でも点が取れないよ、本番でここだけ合ってたらと後悔しない様にしようよ」と繰り返し伝えました。
本番・失敗・後悔 と後向きパワーワードを活用しつつ「そうならない為には今でしょ!」と畳み掛けました。

一旦出来ないことが続くと「苦手」と決めると徹底的に放棄していくタイプの息子。立体透視図を苦手と言い出していた為、単元プリントを集めやる様に指示しました…。が、当然やらない。
受験予定校の傾向に入っている事を伝え、やらないと落ちるから受験をやめようと提案しました。

練習したらできるようになる事を放棄するなら受験自体が無駄。プリントの3問を1日一枚解けないなら受験は終了です…と伝えると泣きながらやると宣言しました。毎日せっついて進めさせると3日目にはスムーズに解けるようになり「なんで苦手って思ったのかな?」と話す始末。訓練して熟達する系統の問題は抵抗感から苦手にしていると実感しました。

この件をすぎると直前期近くなったことも関連し息子は間違い直しへの抵抗感が変化しました。

志望校の傾向は私が総浚いして解いた問題の中から該当する問題をチェックしています。他校の過去問を解いた時も間違えた時には息子と共有して修正しています。

傾向が頭の中に入ると私が問題を見たり一緒に解くのが楽しくなり過去問の間違えも「去年の問題は出ないから点数は気にしない」と割り切れるようになりました。どんな問題が出るのかを予測して楽しむようになると、息子も試験予想を始めちょっとしたゲーム感覚で一緒に話す場面が増えました。

8月の過去問の点数は気にしない。
受験予定校の出題傾向を確認し特別に準備が必要な学校を予定していないか確認するか、塾の先生に相談しておく。
出題傾向の中で点が取れない箇所をチェックして基礎的な問題を解き、もれがないようにする。
繰り返し使えるようにまとめテキストを出す。


過去問で点数が取れないと子どもは不安になります。これからの問題を解くのだし、まだ夏だからこれから更に頑張ろうと気持ちを切り替えるよう支えて下さい。

atsuko ishi:2021年受験生の母
息子くん:Sに通塾
私立偏差値60台男子校(自然豊か自由系)に進学
共働きでの中学受験

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