何のしっぽ

向かないので決してなるまいと思っていた教師を短期間でもやり、合わないので無理だと思って…

何のしっぽ

向かないので決してなるまいと思っていた教師を短期間でもやり、合わないので無理だと思ってきた仕事に就いて十数年。人生は、消去法で選ぶとこうなる。

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    結果的に食べ物多目です。めんどくさがりだけど、美味しいものが好きなので。

最近の記事

海と山ならどちらが好き

#わたしと海 「海と山ならどちらが好きか。」 という同級生の質問に対して確答せずにいらつかせ、ギクシャク→仲直り、というお話が、小学校の教科書に載っていた。 が、仮に私に対して、こういった質問がされた場合、 「山!」 一択、即答である。 海に限らず大きな水全般が怖い。 前世はうっかり水に落ちて溺死した小動物だったのでは、と、原因を推測してみたりするくらい苦手だ。 足がつかない恐怖。 溺れたら息ができずに苦しむのだろうと想像すると、それだけは勘弁してと言いたくなる。

海と山ならどちらが好き

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    7本

記事

    上はウグイス

    上はウグイス

    イタリア語再開

    毎年春になると思うことがある。 何か新しいことを始めよう。特に語学はテレビやラジオで語学講座が始まるチャンス。 でも、忙しくて毎年春を逃してきた。 それが、今年は大分子供の手が離れて(いつも一緒に就寝しなくても良くなった。)何とかできそうだ。 さて、何語か、というと、一番興味があったのはイタリア語。 私は文学部卒なので、語学の授業は取り放題ゆえ、在学中フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の授業を取ってみたのである。 だって、どれだけ取っても授業料は一

    イタリア語再開

    +5

    公園にて

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    4月

    少し前までセーターを着てコートを羽織っていたのに、今日はスーツのジャケットだけでも暑い。 そういえば、もう4月。 桜ももう終わりそうだ。 普段は花を眺める余裕もないが、休みを取ったので公園へ行った。 大きな桜の木が、空に聳える高台の公園。 青い空に、風は強く、枝は風に揺さぶられて花も揺れていた。 儚い、という印象はなかった。 満開の時期は過ぎ、黒い枝が花を控え目に纏っているような様子は、空の青と花の白と枝の黒とのバランスが良く、思いの外力強い光景だった。

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    空と花と

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    文章を書くということ

    気がつくともう1月も終わりに差し掛かっている。 今ようやくnote書き初め。 書こう、と思うことはあってもなかなか向き合えなかった。その理由でも書いてみようと思う。 私は昔から文章を書くのは好きだった。 特に親しい人に手紙を書くのが好きで、日常のちょっとしたことや、考えたこと、良いなと思った店や物、本について報告がてら頻繁に書いていた。相手が笑ってくれたら良いなといつもちょっとふざけていた。 便箋や葉書を選ぶのも好きだった。 お互いにあんまりよくやり取りするので、

    文章を書くということ

    異次元の扉③

    なかなかnoteが書けない。でも、産んだ後が子どもに教えられたことの本丸でしょうから、頑張る。 産んだらそれでおしまい、ではないのが人間の子育て。然れども、育てるこちらも初心者なので、どうすれば良いのか分からないことだらけ。 しかも、チビすけは、はじめの数ヵ月は昼夜の区別がつかないし、首はぐらぐら。 数時間おきの授乳ってったって、間は寝てれば良いじゃないか。と正直産む前は思っていましたよ。 本っ当~にすみませんでした。 産んだあとは、全ての母親に脱帽、その後敬礼とい

    異次元の扉③

    異次元の扉②

    子どもに教えられた別世界について、なかなか書けませんが第二稿は、出産。 出産予定日は確か税務署に出かけて仕事を済ませ、夜は麻婆豆腐作成に初挑戦。 手持ち無沙汰で草むしりしたりして日を過ごし、予定日を二日過ぎた深夜、丁度日が変わった頃に、破水したような気がしたので産院に電話したら、まあとにかく来てみたら、と言われた。 タクシー呼んで産院へ行くと、実際破水していたらしい。 でも、痛くもなんともないうえ、羊水が更に出るということもなく緊張感はまるでない。 別の階に置き忘れ

    異次元の扉②

    異次元の扉①

    30年も生きると、自分の人生には、今後それほど目新しいことは起こらないだろうと感じていた。 一人暮らししても、仕事を持っても、結婚しても、自分のすることや感じることにはそう大した変化はなかった。 朝起きて、ご飯を作ったり食べたりして、仕事して、掃除や洗濯をして、ごくたまに友人に会って、本を読んだりテレビを見たりして、夜になったら眠るの繰返し。 ところが、である。 妊娠と出産は、なんというか異次元の扉を開いたみたいだった。まだこんな世界を生きるという選択肢が、自分にもあ

    異次元の扉①

    柴犬が好き

    私のノートになぜか「好き」してくださったかたが柴犬好きらしく、そこは私のツボでもあったので、書いておこうかなと。 あ。いや。明日急遽最低3つは弁当作らにゃならなくなり、その支度をしたくなくて現実逃避してるのもあるんですが。 子どもはよく「動物なら何が好き。」と、聞いてくる。 私はいつも「柴犬が好き。」と答える。犬全般ではない。柴犬が好きなのだ。 実家には18まで生きた柴犬がいた。 忠犬てわけでも、飛び抜けて賢いというわけでもなかったけど、好奇心旺盛でマイペースで、ち

    柴犬が好き