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Artist in residence "CORN"について

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東京駅から2時間半、新幹線が開通し首都の隣都市としての存在感の高まった金沢市のartist in residence(以下AIR)です。国内外問わずのアーティストの滞在制作を受け入れ、文化体験や交流を通じた支援を行う取り組みです。

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古くから国内、海外とわず多くの人を呼びネットワークを構築してきた金沢の街中には、とうもろこしのお守りを軒先に吊るし、繁栄を祈念してきた商習慣があります。

私たち46000株式会社は、街に溶け込み、しかし特別な存在感をもつアーティスト・イン・レジデンスを構想するにあたって、その習慣に感銘を受け、アーティスト・イン・レジデンスを「CORN」と名付けました。

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藩政時代から工芸を育成し、現代でも多くの作家の創作意欲を刺激してきた金沢。その街の中心地にほど近く、21世紀美術館、鈴木大拙館、兼六園を徒歩圏内とする金沢市幸町(さいわいちょう)に「CORN_01」は立地します。

ここは元々、金沢の若手アーティストへの支援をしながら自らも油絵を描くことを生涯の趣味とした、とある医師が、診療所 兼 自宅 の中にアトリエ・スペースを造り、その一生を絵を描きながら過ごした場所です。

私たちはこの場所に再び火を灯し、新たな創作の源泉となるべく大切に再生し、運営を開始しました。

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COMING SOON...

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CORNでは現在、オープンコールは行っておりません。
金沢に制作やプロジェクトのための中長期の滞在をお考えの皆さまはお気軽に「お問い合わせ」までご連絡ください。

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CORNでは46000株式会社取締役の齋藤恵汰がメインキュレーションを行っています。本年度も前年度に引き続き金沢市内での様々なイベントの企画・運営を行う予定です。

齋藤恵汰(さいとう・けいた)
アーティスト。1987年東京都生まれ。私立麻布高校卒。2006〜2008年、NTS教育研究所研究員。2008年、渋谷の民家を素材とするランド・アート作品『渋家』設立。2009-2011年、東京文化発信プロジェクト室と劇作家・岸井大輔の共催『東京の条件』編集。2013年、NHK Eテレ『ニッポンのジレンマ、新TOKYO論』登壇。2014-2015年、森下スタジオおよび吉祥寺シアター上演作品『機劇』『非劇』作劇。2015-2018年、20代〜30代の批評家・研究者・作家たちによって作られた、不定期刊行の批評誌『アーギュメンツ』創刊。2016年『私戦と風景』原爆の図 丸木美術館(埼玉)2017年『自営と共在』BARRAK大道(沖縄)2019年『構造と表面』駒込倉庫(東京)展覧会企画。2016-2020年、渋都市株式会社取締役。現在、46000株式会社取締役。東京神保町にあるアンチアカデミー、美学校にて講師。

またCORNではゲストキュレーション制度を採用しています。2021年度はゲストキュレーションとして、金沢美術工芸大学講師を務める山本浩貴氏にアイデアステイのテーマ設定と滞在作家の選定を依頼させていただきました。

山本浩貴(やまもと・ひろき)
文化研究者、アーティスト。1986年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒。ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツにて修士号と博士号を取得。2013~18年、ロンドン芸術大学トランスナショナル・アート研究センター(TrAIN)博士研究員。韓国・光州のアジア・カルチャー・センター研究員、香港理工大学ポストドクトラル・フェローを経て2020年から2021年3月まで東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教。現在、金沢美術工芸大学講師。著書に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019年)、『トランスナショナルなアジアにおけるメディアと文化 発散と収束』(共著、ラトガース大学出版、2020年)、『レイシズムを考える』(共著、共和国、2021年)など。

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お問い合わせ内容によっては、お時間を頂戴する場合やお返事を差し上げられない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

46000株式会社 AIR担当(齋藤)
46000.corn@gmail.com


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