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反対やから反対って!  NO13

町の説明会で「反対やから反対!」といわれ、ガックリ落ち込んでいる私たちに追い討ちをかけるかのように、町長から電話「あれから、説得に僕一人で行ってきたが、やっぱりだめやった!何とかもう一度、説明の時間を設けるから…、そのとき不登校の子どもと親を一緒に連れてきてくれ」といわれ…頭に血が上りそうになった!なに~!不登校の子どもも親も見世物じゃな~い!つれては行かない!私たちは、そういう人たちを守って元気にするためにいるんだから!私たちだけで行こう!それでもだめなら、違うところ探そう!もう、ブチンブチンにキレまくって説明会に行きました。
「不登校の子どもって、暴れて大声出したりやんちゃするんとちがうか?鍵を閉めなあかんのか?畑を荒らしたりしないか?」って…恐竜じゃあるまいし…するわけないだろうが…そんなんできるくらいなら不登校にはなってないわ…と惨憺たるものでした!いかに不登校が理解されていないことか…ようっくわかりました!

反対やから反対の意味…わけのわからないよそ者が、もっとわけのわからない不登校の子どもたちを集めて、何をやらかすのやら…ということだったのです!なんかむなしい…

不登校の子どもも親も普通の人間です!皆さんもいろいろなことで悩んだり、動けなくなったことあるでしょう?…と話し、私たちの思いを一生懸命に訴えたのです。それでも、その会の席では返事をもらえず……後日また…ということでした!でも理解されないまま学校に入っても私たちが守ろうとしている子どもや親が傷つくのならば、いっそあきらめてもっと他を探すべきなのか?

いやいや、なんとしてでも理解してもらってここに入るのか?丹生小学校にこだわりすぎてるんじゃないのか?

私たちのすることに絶対、丹生小学校が必要なんだ!…どうしよう…と頭の中をいろいろな思いが走り回って、大運動会状態だったのです。


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