町との契約 NO21
気持ちのドン底の4月、すったもんだの5月を越えて、村の人から『、やってもええ』と許可ももらい正式に町と契約をやっと済ませたのは6月!!!やれやれ…やっと丹生小学校が私たちに貸してもらえることになり、鍵もいただきました!
でも、やった~うれしい!今までのもやもやもすっかり吹っ飛び、毎日学校の中をお掃除!保護者の方々や、私たちの仲間がせっせこせっせこきれいにしてくれました。
以前「二十四の瞳」のドラマのロケがあった学校で、アルミのサッシや機械類にはみんな絵の具が塗っていて木に見えるようにしてあったので、何度も何度も拭きました。
少しずつ、眠っていた学校が目を覚ましていくのがわかりました。最初「学校の怪談」の様相を呈していた空気も晴れて、人が足を踏み入れるたびに明るくやさしく輝いていくのがわかりました。
ただ、学校ですから、部屋はたくさんあっても、住むようには出来てないので、ひろーい部屋を間仕切りしたり、台所やお風呂も作らなくてはなりません…私たちには先立つお金はないため(情熱だけは人一倍持ち合わせているのですが)、事務局長や仲間たちが、全部手作りで準備をしていかなくてはなりません。
また、設備も備品も新規に買い揃えていたならば、いくらあっても揃いません!
困ったなぁ~!
でも今は便利な時代、リサイクルショップというのがありました!いままでのぞいたこともなかったリサイクルショップですが、背に腹は変えられず何軒も何軒も見てまわり、ひとつひとつ揃えていきました!その人に入らなくなった余分の品も必要な人にとっては、宝の山!!前使っている人がいたからこそ、一つ一つの品にも、物語があり、それを思い描きながら使っていくことも、なかなかおつなものです。今思えば、私たちがこの学校に来たように、一つ一つの備品も来るべくしてきた、何かしらの運命のようなものを感じずには入られませんでした!
また、知り合いの方々から、うちのソファー要らんか?これ使って!という頂き物もどんどん集まっていきました。いろんな方々のそういうお気持ちの詰まった物たちに囲まれながら、これからの日々が続いていくのです。これは、もう感謝しかありません。
みんなありがとう!
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