見出し画像

初めてのお泊り  NO22

忘れもしません6月の28日です!やっとお掃除も終わり、少しずつ荷物も持ち込みながら、夜は丹生の家に帰る毎日でしたが、温かくなってきたので「泊まってみたい!」という一同の声で、初めて学校に泊まってみる事にしました!

夕ご飯は、カセットコンロで作り、机が無いので床に座っていただき、布団も何もないので、みんな寝袋持参です!

うれしくて初めてキャンプをしている子どものように大の大人がはしゃいでしまいました。

「この部屋は…に使おう!」「子どもが来たらここでこんなことさせたい!」とか「こんなこともできるよね」…と夜遅くまで話し込んでいました。

私たちの仲間は、みんな楽しむことが好き!人生がんばるところはがんばって、いやなことがあってもその中に楽しみを作りながら、笑って過ごしていける最強の人たちです!私はこの仲間に支えられながら生きてるんだなぁ…と実感しています。

私は幸せです!

さてさて、学校というのは、子どもが来て学習をして、家へ帰っていくところです。先生が残業しても住んではいません。ですから、あまり夜のことは考えずに作ってあります!

ここに電気ほしいわぁ!というところには無く、こんなにいらんやろ!というところがめちゃくちゃ明るかったりして!泊まった部屋は二階の西の端、図書室とパソコンルームです。『現在は、理事長の部屋になっていますが、』おトイレは一階の東の端、もよおすと一人では行けず、怖いし、暗いし、遠いし、みんなでダッシュ!

なんか、毎回おトイレのことで、困ってる、私です!

距離も50メーター近くあり、運動会の50メートル走に匹敵するくらいのものです。それでも、たのしい!うれしい!不便は山盛りだけど、夢がいっぱいではちきれそうでした。

私たちはこの学校が大好きです!これからいろいろな心の傷を負った子どもたちが来る事になるでしょうが、私たちと同じようにこの学校が好きになってくれるといいなぁと思います!

不便で大変なことも多い学校生活ですが、私たちの楽しさと温かい心で、文字通りの「子ども自立の郷ウォームアップスクールここから」を創り上げていきたいな…と思っています!

そして・・・

どうやら、この学校には、学校の怪談に出てくるトイレの花子さんも骸骨の標本お化けも不在のようです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?