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出会い  NO17

毎日、悶々とした引きこもり生活!

そんな中、いろんな人たちがこの家に訪ねてきてくれました!

この家を快く貸してくださった人!(自分で焼いたケーキを持って)…今日は天気がいいからとドアを開けたとき、「しいたけをとってきたから食べるか?」と巨大なしいたけを下さった人、わざわざ「何か手伝うことがあったらいつでも言って」とたずねてくださった人、総会で、先生の気持ちを聞いて、私は心から応援しています!とわざわざ訪ねてくださった人、ちょっと汚いから、お掃除するねとわざわざ余呉まで来てくれた前の保護者達、ちゃんと食べてるのか?と私の大好きなたこ焼きを持ってきてくれたかつての同僚、古い家で、配線がとてもむつかしく「パンフレットがあったら置いてあげる!」といってくださった文房具屋さん、お風呂を入れるようにしてくれて、水道管の破裂を防ぐ材料まで置いていってくれたガス屋さん、夢を持ってこの余呉に移って大工の学校を作ろうとしている大工さんや自称野良人(のらびと)・・・・・すごくたくさんの方たち、今あるのはそういった方々のおかげです。…感謝しかありません!

そうそう忘れもしません、理事長の私がこれ以上落ち込んではいけないと、荷解きをしていない荷物がいっぱい詰まった狭いこの殺風景な家に、真紅のバラを何本も抱えて、地元のおばさん方にじろじろ見られ、恥ずかしそうにやってきてくれた理事、あんなに恥ずかしいと思ったことはなかったと話してくれました。花束を持った人はさほど珍しくもないと思っていた私たちでしたが、この田舎には、そのような人が歩いていることがすごく驚きだった!とご近所さんに後日聞きました。殺風景な部屋に深紅のバラの花がいっぱい刺さった花瓶…似つかわしくないこの風景は今もはっきりと焼き付いています。

少しずつ、やる気も戻り、やっぱりここで!この丹生でやっていく!という思いを固めていったのです!

玄関には百均のお店で買ったボードに「特定非営利活動法人 子ども自立の郷ウォームアップスクール ここから」とマジックで書き、私たちの始めての表札もかかりました。

学校が貸してもらえるまでここでがんばるぞ!…と久々に晴れ間を縫って、初めて丹生やその周辺を探索サイクリングにでかけたのでした!

途中、町内の人に会って挨拶をすると快く挨拶を交わしてくださる人があったり、見たとたん家の中に引っ込んでしまう人など…さまざまですが、すばらしい緑の山々に囲まれたこの丹生は、この余呉はすばらしい!!!と改めて感動していました!

そしてこんな気持ちの弱い不安定な理事長の傍らにはいつも事務局長たち仲間がいてくれました!感謝!!!

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