ヒメギフチョウ飼育
2021年5月15日に山からヒメギフチョウの卵を持ち帰りました。
小さな真珠みたいな綺麗な卵です。
5月21日
孵化。
5月24日
6月1日
ものすごい食欲なので、1日1頭、1枚以上はオクエゾサイシンの葉っぱを与えていました。北海道の場合は、オクエゾサイシンしか自生していませんので、これが少なければ、かなり飼育は難しいです。ヒメカンアオイや、サンインカンアオイを取り寄せ、実験的に与えてみていましたが、結果的には全く食べませんでした。
6月6日
6月12日
タッパの底や、虫かごの蓋裏で蛹化しはじめました。
8月20日
蛹になってからは、素焼き鉢に底石、鹿沼土を入れて、その上に蛹を置いています。通気性が良いものが、良いらしいです。
さらに、圧縮水コケをかぶせ、乾燥しないように、定期的に霧吹きをしていました。
ネットを三重に被せます。あとは、レンガを上に乗せ、雨や雪があたらない軒下に雪解けまでおいておきます。蝶になるまでは長く、5月頃になります。
なので、この記事の続きは、来年の4月です!
オクエゾサイシンの繁殖も試みていますが、基本的には山野草なので、平地での栽培はなかなか難易度が高いです。新たな群生地を作るには、時間が必要です。
ヒメギフチョウの累代飼育、オクエゾサイシンの代替食草が確定すれば、たとえオクエゾサイシンの栽培がうまくいかなくても、室内でヒメギフチョウの飼育が続けられるので、当面はヒメギフチョウ自体の飼育の成功が目標です。
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