ゲーム実況チャンネルを1ヶ月で収益化した男が立てた戦略を教えるnote③「動画内容の鉄則。与えよ。さすれば与えらん」
はいどうも、しごろです。
YouTube動画投稿開始から31日間でチャンネル登録者1000人を突破し、チャンネルを収益化した【ゲーム実況者】です。
https://www.youtube.com/channel/UCVLcLaz3sXGzkaCcmFUxvPQ?view_as=subscriber
現在遊んでいるゲームはレジェンドオブルーンテラ 。
ジャンルはデジタルトレーディングカードゲーム。知らない人はオンラインでやる遊戯王みたいなものだと思ってくれれば構いません。この記事自体とは関係がないんでね。
この記事はゲーム実況者にとって、最初の壁にして難関である【チャンネルの収益化】をできるかぎり最速で目指すことを目標としたノウハウ記事だ。
今回は第3回目なので、1回目から読んでいない方は先にこちらを読んでいただくことを推奨する。
ゲーム実況チャンネルを1ヶ月で収益化した男が立てた戦略を教えるnote①「まず自分の手札を確認しろ」
さて前回の最後に出した宿題の進捗はいかがかな。
第二回の宿題は、ゲームの性能を見定めるためのモノだ。
【仮でも良いので自分が手に取るゲームを選べ。そして、そのゲームが今回説明した条件をどれほど満たしているか、調査せよ】
これやね。
俺の実例については前回の記事で少し触れているので、気になる場合は前回を参照していただきたい。
さてこの第3回目のnoteにたどり着いたアンタはゲーム実況を始めるに当たり最低限必要な土台を構築したといっていい。
自分自身の強み(カード)を把握し、自分にあった最適の武器(ゲーム)を用意したはずだ。
「僕は強い! このゲームも強い! つまり僕は無敵! ああああああ!」
このnoteを最後まで読まず、叫び声をあげて突撃した投稿者はな、死ぬ。リスナーのニーズの確認も、動画投稿の方針も計画せずに戦場に突っ込んだからだ。1ヶ月たってもチャンネル登録者が三桁を超えず。やがて奴のチャンネルは土に帰り、誰もそれを悼むことはない。R.I.P。
さぁあの間抜けのようにならないための第3回!
今回のテーマは動画投稿の肝心要
【投稿する動画の内容】
についてだ。
さて前々から口を酸味に溢れさせながら言うている通り、ゲームを普通にプレイしても勝手に人間がドバドバ集まるのは、上位20%の有名実況者ぐらいのモノだ。
彼らはその道の先駆けであったり、あるいは時間の淘汰に抗いながら血を吐くような継続という地獄に耐え切った猛者だったりする。
確かにゲームを普通にプレイしたものを動画にする、というのは最も自然で、ある種楽な制作方法だ。
だが底辺実況者がこの土俵で戦おうとしても土台からしてむりな話である。何故か、基本的に人間は損を嫌うからだ。
同じ時間を払うなら、底辺より登録者数数十万。皆から認められている動画を見る。
よく分からん小汚い屋台で食う晩飯と、レストランで食うディナーが同じ料金でどちらかしか食べれませんと言われたら誰だってレストランで食うに決まってる。俺だってそうする。アンタだってそうしろ。例え味が拮抗していたとしてもだ。そういうもんなんだ。
じゃあ俺たち小汚い屋台はどうやってレストランに勝てばいいんだ!?
それは、その店でしか出せない味を提供するしかない。そこでしか食えないもんはしょうがない。どんな人間だってやってくる。多少店構えが汚かろうが関係ない。
この辺の話を今までの例に直せば、ゲームという武器を持って『どう戦う』かという話になる。
この『戦い方』は重要でやりよう次第では底辺から一気に第一線の実況者に駆け上がることが可能だ。
しかし、底辺が人を集めるのは用意ではなく、オンリーワン的な手法を除いて普遍化するとこの辺りの戦い方に集約される。
・圧倒的プレイスキル
・世界観紹介、考察
・ネタ技、小ネタ紹介
・センスのある編集
・イケメン、美女による顔出し
……正直5番目に関しては裏技的な手法だが、まぁ第一回でも言った通り顔がいいということは万事において最強の手札なのと、今のご時世化粧で何とでもなるという点も鑑みて書かざるをえまい。
さて、それでは一つずつ見ていくとしよう。俺についてまいれ。
【圧倒的プレイスキル】
FPS、MOBA、格ゲー、etc etc…
古今東西、様々なジャンルが存在するゲームというエンターテイメントにおいて、唯一共通して崇め奉られる単純なパワー。それが、ゲームが上手いということだ。
俺たちが相手にするようなリスナーの大半は「私もプレイしているゲームの動画だ。見てみようかな」という動機でサムネをクリックするのが大半だ。
この点において、プレイスキルが高いというのがどれだけの力を持つか。もはや語るべくもないだろう。
この手の動画に関してはもはや声ですら必要ない場合もある。いわゆるキルシーン動画などだけでも、実力があれば戦えるはずだ。自分の手持ちのカードが少なくとも、上手いプレイを参考にする向上心のあるゲーマーの支持は必ず得られると言っていい。
またプレイスキルについては明確に表示できるものが望ましい。最近のゲームにはランク制が導入されていることも多いだろう。
そのようなわかりやすいバロメーターがある場合は、自分が全プレイヤーの中で上位2割以上であることを指標にするといいかもしれない。
視聴者に与えられる価値は、学び、爽快感、応援などのエンターテイメント的な感情と言えるだろう。
【世界観紹介、考察】
世の中には様々なゲームが溢れている。そしてその楽しみの中にはプレイスキルの介在しないものもある。ロールプレイングゲームや。特殊な例としてはフロムゲー(デモンズソウルとかね)の設定などだ。
これらはいわゆる「シナリオ」や「世界観」を楽しむゲームと言えるだろう。そんなゲームを100%楽しむにおいて重要なことはゲームに対する「理解度」だ。
皆さんにも覚えがあるだろう。一つのゲームをエンディングまでプレイしきったが、なんとなく煮え切らない。突如現れる意味不明な設定。回収されなかったあの伏線は、一体なんだ。「やっぱ辛えわ」「そりゃ 辛えでしょ」「きけてよかった」
というように、ゲームを一度プレイしただけでは世界観の設定を掴むことができない場合もある。
そんな層に向けて需要があるのが、世界観紹介、考察だ。
これらはプレイスキルを必要としないメリットがあるが、代わりに下調べという作業が発生し、考察にまで幅が広がるとそこそこ説得力のある説を提示する知性が必要となる。
しかし、プレイしたことがあるゲームの裏設定などはすでにそのゲームから離れていてもついつい見てしまうものだ。いい声などと合わせれば尚良いが、現在ではゆっくり音声など便利な物もあるので、使い手を選ばない武器と言えるだろう。
視聴者の知識欲を刺激し、疑問を解決するものだ。
【ネタ技、小ネタ、デッキ、装備紹介】
これは先にあげたもの二つをミックスして軽くした性質を持つ内容だ。
ゲーム中に登場するアイテムの運用や、アップデートなどにより消滅した面白バグ技、ゲーム同士のちょっとしたクロスオーバーなどを紹介していくものを広く浅く取り扱う物となる。
この内容が視聴者に与えられる価値は【世界観紹介、考察】と近いが、設定や考察を論ずる動画より視聴者の間口が広く、特に流行り物に乗りやすい印象を受ける。
個人的に最もお勧めする動画内容だ。動画の作成コストが少なくすみ、かつネタ切れを起こしにくい。
ゲームを現在進行形でプレイしている人間に対してもその上手い下手にかかわらず集客することもできる。
問題点としてどうしても内容が被りがちなことだろう。
この分野で勝負していくのなら、自分のカードを積極的に駆使して他の投稿者と差別していくことが重要だ。
自分の他の内容に比べファン作りが難しい分野であることも踏まえ、前の話した「自分のカード」についてよく理解を深めておいていただきたい。
【センスのある編集】
「これは内容にプラスαして存在する物なんじゃないの?」という意見もあるだろう。それについては一部同意、一部否定というスタンスを取ったり取らなかったりしたい。というのも、割とゲームによる物だからだ。
流石にスーパーマリオブラザーズで凄まじく編集の凝ったものを作っても価値は薄いだろう? しかし、最近のゲームはテクスチャから音楽から何かと豪華だ。
ジャンルとして成立しているかについては分析が足らない部分があるものの、海外においてはキルシーン集やどじってしまったシーン集、最もいえば「酷い」プレイングシーン集なども存在する。
これらを動画として成り立たせているのは内容よりも編集であると言えるだろう。適切なカット、アニメーション、素材の切りはり、そして音楽。
凄まじく動画作成コストが高いことを除けば、内容を問わないという強みがある。そして、それができるものは限りなく少ない。
センスのある編集ができれば、それだけで頭ひとつ抜けるポテンシャルがあると言えるだろう。
【イケメン、美女による顔出し】
説明不要。人間の猿的な部分に訴える最強のカードにして、内容だ。見栄えのいい人間がそれだけでコンテンツになるのは神羅万象の常識だ。
「行けるかも」と思ったらさっさとカメラを買え。
とざっくりあげただけでもこの辺りだ。まだまだ加筆していく場合があるので、その際は告知していく。
これらに共通するものとして存在するのは、「視聴者に何かしらの価値を与える」ということだ。
人間の時間は限られている。その限られた時間を何かにさくという行為は本来リスキーな行動だ。一挙手何もかもが価値ある人間なら話は別だが、我々はそうじゃない。自分を初めて認識してファンになってもらう動画にはわかりやすい「価値」が必要なのだ。
我々屋台の人間はレストランの人間に店構えで負けている。
だから「華麗な動き」や「料理に関する蘊蓄」「独創的な料理」が必要になってくるわけだ。看板娘が可愛けりゃ尚よし。
「価値」を与えられないものにチャンネル登録者という「価値」は与えられない。
今度動画を作ったらぜひ見返して、その動画から自分が何を得たのかを考えてみて欲しい。
知識、笑い、プレイスキルの学び、新たな発見、安らかな時間、楽しい時間。なんでもいい。
しかしその動画に何もなければ、その動画は、あえて冷酷な言い方をすれば「失敗作」だ。そんなものは君のファンが集まるライブ配信でしか価値はない。
と言ったところで今回はここまで、長い間更新が空いてしまって申し訳ない。次回の更新は火曜日になる。内容については再選定中のため未定だ。
では、また。
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