MaterialMaker(0.93) page3
ライブラリ(ノード)の要素説明、その2です。
■Pattern(パターン)
パターンは、グレーカラーのプロシージャルなパターン模様です。
グループが存在するのは、(Generic / Bricks / Runes)の3種類です。
では、ひとつづつ見ていきましょう!
◆Generic
・Generic
設定できるパラメータは…
Combiner:縦横の画像を合わせる計算式
(Multiply / Add / Max / Min / Xor / Pow)
X:数式・タイリング数
(Sine / Teriangle / Square / Sawtooth / Constant / Bounce)
Y:数式・タイリング数
(Sine / Teriangle / Square / Sawtooth / Constant / Bounce)
下図は、X / Y をSineに設定して、Combinerを変えてみたものになります。
・Checkboard
これはGenericのパラメータの組み合わせの一つとしてライブラリに登録されているようです。
同じように設定すれば、Genericのノードからでも作れます。
Combiner:Xor
X:Square・4
Y:Square・4
◆Bricks
・Bricks
レンガ/タイルのパターンを作れるノードです。
パラメータは…
・パターンの図案
(Running bond / Running bond(2) / herring Bone /
Basket weave / Spanish bond)
・Repeat:全体のリピート回数
・Rows:縦のリピート回数
・Columns:横のリピート回数
・Offset:上下タイルのずれ具合
・Mortar:隙間の太さ(タイルの大きさ)
・Bevel:タイル内側へのグラデーション
・Round:タイルの角丸具合
・Corner:(※すみません、まだわかってません。m(_ _)m)
以下のパターンはBricksのパラメータの設定違いで作られたもののようです。テンプレート的扱いだと思われます。
ノード自体はBricksと同じものとなります。
左から…
・Bricks・Tiles・BasketWeave・HerrinBone・SpanishBond
となります。
◆UnevenBricks
不均等なレンガタイルのノードです。
・Inteations:全体の分割数
・Min size:最小のレンガサイズ
・Randomness:分割のランダム(乱数)
・Mortar:レンガの間の太さ(レンガの大きさ)
・Bevel:タイル内側へのグラデーション
・Round:タイルの角丸具合
・Corner:(※すみません、まだわかってません。m(_ _)m)
◆Weave
Weave(織物)ノード(=繊維の織模様)のノードです。
・SizeX:横方向リピート数
・SizeY:縦方向リピート数
・Width:繊維の太さ
◆Truchet
Truchwtノードは以下のような模様をシームレスに作るノードです。
・Line / Circle:2種類の形状(直線的なもの/曲線的なもの)
・Size / 縦横のパターン数
◆Runes
Runesはルーン文字のノードです。
・Size X :横方向のリピート数
・Size Y :縦方向のリピート数
◆I Ching
I Chingは、古代中国から伝わる易における8つの基本図像(八卦)のノードです。
・Size X :横方向のリピート数
・Size Y :縦方向のリピート数
◆Fibers
Fibersは繊維の図案のノードです。
・Repeat:(縦横)リピート数
◆Scraches
Scrachesは「ひっかき傷」のパターンノードです。
・Length:傷の長さ
・Width:傷の太さ
・Layers:傷の重なり最大数
・Waviness:歪みの度合い
・Angle:傷の角度
・Randomness:ランダムの度合い(特に Length / Angle に反映されているようです)
◆Beehive
Beehiveは6角形(ハチの巣構造)のタイリングパターンです。
・Size X:横方向のリピート数
・Size Y:縦方向のリピート数
◆Sine Wave
SineWaveは正弦波の模様を描きます。
・Amplitude:振幅(縦方向の高さ幅)
・Frequency:周波数 (横方向の繰り返しの数)
・Phase:位相パターン(横方向のオフセット)
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以上がPatternのノードとなります。
それぞれ、ノードのパラメータを変化させると、案外違った図案になることがあるので、色々と試してみると面白いと思います。