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MaterialMaker(0.93) page6

ライブラリ(ノード)の要素、その5です。
Transformです。

■Transform

Transformは、Filter同様に、入力されてきた画像を加工するノードです。
Transformノード自体は画像を有していません。

node_ライブラリ_transform

◆Transform

Transformは、移動、回転、拡大縮小の加工ができます。
ノードの数字入力以外に、Preview2Dに表示されているカーソルで調整することができます。
・Translate X:横移動
・Transrate Y:縦移動
・Rotate:回転
・Scale X:横スケール
・Scale Y:縦スケール
・Mode:Clamp / Repeat / Extend

下図のPreview2Dのカーソルは…
・a:Translate(x,y)
・b:Rotate
・c:Scale(x,y)

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◆Translate

Translateは「移動」のノードです。
・Translate X:横移動
・Transrate Y:縦移動

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◆Rotate

Rotateは「回転」のノードです。
Preview2Dに表示されるカーソルでもパラメータを設定できます。
・Center X:回転軸のX位置
・Center Y:回転軸のY位置
・Rotate:回転角度

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◆Scale

Scaleは「拡大縮小」のノードです。
Preview2Dに表示されるカーソルでもパラメータを設定できます。
・Center X:拡縮の基準点のX位置
・Center Y:拡縮の基準点のY位置
・Scale X:横方向の拡縮値
・Scale Y:縦方向の拡縮値

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◆Shear

Shearは「菱形変形」のノードです。
変形の方向は、上下、左右の2種類です。
・Horizonal / Vertical:横方向 / 縦方向
・数値1:変形幅
・数値2:オフセット移動

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◆Mirror

Mirrorは「ミラーリング」のノードです。
縦方向、横方向、どちらかを対象の図にします。
・Horizonal / Vertical:横方向 / 縦方向
・数値:オフセット移動

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◆kalaidscope

Klaidscopeは「多角形・円状配置」のノードです
万華鏡のように配置してくれます。
・数値1:多角形の角数
・数値2:境界のオフセット値

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◆Warp

Warpは「歪み」のノードです。
ゆがませる元の画像と、ゆがませるための画像、が必要になります。
・Slop / Distance to Top:変形フィルターの種類
・数値1:全体の歪みの大きさ
・数値2:歪みの細かさ

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◆CircleMap

CircleMapは「円状配置」のノードです。
・Radius:半径サイズ
・Repeat:リピート回数

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◆Custom UV

Custom UVはInputしたRGB情報を、外部のUV情報を使って配置するノードです。
・Inputs:1/4/16 :Input画像のアトラス分割数
・Scale X:横スケール
・Scale Y:縦スケール
・Rnd Rotate:ランダム・ローテーション
・Rnd Scale:ランダム・スケール

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◆Tile2x2

Tile2x2は、4つのRGBAイメージを入力して、2x2のグリット状に配置するノードです。

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◆Splatter

Splatterは入力されたグレースケール画像をランダム配置するノードです。
(※入力にMask画像を適用することもできます。)
・Count:配置する数
・Inputs:1/4/16:Input画像のアトラス分割数
・Scale X:横スケール
・Scale Y:縦スケール
・Rnd Rotate:ランダム回転
・Rnd Scale:ランダムスケール
・Rnd Value:ランダムグレースケールの影響

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◆Color Splatter

ColorSplatterは入力されたカラー画像をランダム配置するノードです。
(※入力にMask画像を適用することもできます。)
(※グレースケールのSpletterと、ランダム配置の内容が違うアルゴリズムっぽいのは、ちょっと謎仕様ですね。)
・Count:配置する数
・Inputs:1/4/16:Input画像のアトラス分割数
・Scale X:横スケール
・Scale Y:縦スケール
・Rnd Rotate:ランダム回転
・Rnd Scale:ランダムスケール
・Rnd Value:ランダム・カラーの影響(濃さ)

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◆Tiler

Tilerは入力されたグレースケールの画像をタイリングするノードです。
(※入力にMask画像を適用することもできます。)
・Tile X:横のタイリング数
・Tile Y:縦のタイリング数
・Overlap:重ねるレイヤー数
・Inputs:1/4/16:Input画像のアトラス分割数
・Scale X:横スケール
・Scale Y:縦スケール
・Fixed Offset:奇数行のオフセット値
・Rnd Ofsetr:すべての配置のオフセット値
・Rnd Rotateランダム回転
・Rnd Scale:ランダムスケール
・Rnd Value:ランダムグレースケールの影響

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◆Color Tiler

ColorTilerは入力されたカラー画像をタイリングするノードです。
今のところ、元画像の切り出し・配置のアルゴリズムがバグってるかもしれません。
元画像が正しくトリミングされてないように見えます。

◆Circle Splatter

CircleSplatterは、入力されたグレースケールのパターンを円状にランダム配置するノードです。
(※入力にMask画像を適用することもできます。)
・Count:配置する数
・Rings:配置する円状のパターン番号
・Inputs:1/4/16:Input画像のアトラス分割数
・Scale X:配置画像の横スケール
・Scale Y:配置画像の縦スケール
・Radius:配置する円状の半径
・Spiral:0=円状に配置する / 1=スパイラルに配置する
・Inc Rotate:配置する画像の回転増値
・Inc Scale:配置する画像のスケール増値
・Rnd Rotate:ランダム回転
・Rnd Scale:ランダムスケール
・Rnd Value:ランダムグレースケールの影響

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◆Color Circle Splatter

ColorCircleSplatterは、入力されたRGBAのパターンを円状にランダム配置するノードです。
これも、ColorTiler同様に、元画像の切り出し・配置のアルゴリズムがバグってるかもしれません。
元画像が正しくトリミングされてないように見えます。

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以上でTransformのノードの紹介は終了です。
Transformのノードを組み合わせたり、以前、記事にしたフィルターのノードと組み合わせて使う事で、より複雑な形状、パターンを作ることが出来るようになると思います。
また、ある程度きまった模様の作り方などは、定型のノードの組み方がありそうですね。
色々と組み合わせるのが面白そうです。
それでは、また。