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11月小浜訪問:若狭の海は優しい

11月小浜訪問:若狭の海はやさしい

私にとって若狭の海は小さい頃に毎年家族で通った海水浴の思い出の場所です。そして料理に関する仕事をするようになった今、若狭湾はユニークな発酵食品の宝庫として気になるエリアとなりました。鯖の糠漬け、へしこ、そのへしこをさらになれ鮨にしたものまである発酵好きにはたまらないエリアです。

そして、11月には待望の小浜訪問。公開収録と言うこともあり、同じアンバサダー三浦さんチョイスで様々な若狭湾の特産品を試食できる至福の時間が設けられました。会場に並ぶ名物には参加者さんからも歓声が。美浜のへしこは刺身だけでなくイタリアン風のカナッペに。華やかな味がして、アンチョビと方向性が似ている気がします。また、小浜のへしこは味が力強く、ぜひ大好物のお茶漬けにしたい味。同じへしこでも確かに味が違い、どちらもその地域を表している素敵な味でした。
そしてへしこのなれ鮨!酸味が強いのかと思いきや、酸味は控えめで爽やかさを感じる程度。へしこのような塩味よりもさばの身の弾力を感じることができる驚きの味わいでした。海の恵みと人の知恵が生み出す旨み。最高です。

料理研究家の佐々木京美先生は、そこにあるもので美味しく生きる可能性、とおっしゃっています。自分の身の回りにあるものを工夫する気持ちから生まれる名産品、発酵食品がまだまだたくさんある福井、再訪が待ちきれません!


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