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音楽の趣味と遠征

音楽の趣向が合う友達と,ライブやフェスのために遠征したいと考えています.なかなかハードルの高い事だけど,きっと楽しいに違いない!


 突然だが,皆様には音楽の趣味が合う友達がいるだろうか.
 私はそういう友達がなかなか見つからず,半ば諦めている.

 インターネット上ではファンと思しき人がそれなりに多くいるのに,現実では全くと言っていいほど出会わない.くるり,アジカン,sumika...私の好みに偏りがあるからであろうが,体感もう少し身近にいてほしいなとは思っている.

 流行に疎いせいか,話の波長が合いにくい.決して曲を聴いていないというわけではない.単純に,ハマらないというか,何というか...
 先入観を持たず聴いてみて,できる限り良いところを探そうとするが,既にその行為自体が間違っている気がするのである.うまく表現できないが,本当に好きな音楽は聴いたときに直感で好きだと思うはず.
 いわゆるスルメ曲みたいに,そうでないことも勿論ある.しかし,トレンドの曲がスルメばかりということはまずないだろうから,考え物ではある.

 そんな捻くれた性分だから,これまでで音楽の趣味が合う人は高校の時に1人いただけである.
 いや,1人いたことがまず凄いと思う.ありがたい話である.

 その友人は,上記のアーティストの他にもいくつか共通して聴いているものがあった.そのおかげか,直ぐに打ち解けることができた.後から振り返っても,これほどスムーズに親しくなった例はないと思う.


 さて,そんな友達とは8月にROCK IN JAPAN FESに行ってきた.Day 2のみの参加であったが,好きなアーティストの生演奏を,供給過多になるまで聴くことができた.

 前列で見られたポルノグラフィティや,KANA-BOON,フレデリックなど,聴けたものすべてが最高だった.今思い出しても語彙を失う.

前列の光景.この距離で昭仁さんと晴一さんを拝んでいた

 そして,人と行くフェスは楽しいものであるということを知った.

 これまで行ったライブやフェスはどれも自分1人での参加だった.もちろん1人参戦は最高に楽しいし,なによりじっくり聴き入ることができる.同行者の事を考える必要が無いので,好きな時に好きなステージに行って楽しむことができる.

 2人で行ってみて感じた利点は,感想をその場で共有できることである.爆音を浴びた後の興奮が冷めないうちに,高ぶった気持ちをそのままぶつけ合うのである.
 本来なら言葉のドッジボールをしてはならないのだが,この時だけは剛速球もお互いキャッチして対等に投げ合うことができた.1人で行く時とまた違った楽しみ方ができて面白かった.最高の時間となった.


 友人とはロッキンの後もやりとりが続いている.ふと,地方のライブやフェスに行きたいという話になり,会話が弾んだ.
 関東住なので会場のアクセスには比較的恵まれている.地方への移動も一本で行けるところが多くある.
 個人的にはRSRや京都音博に行きたい.特に後者は先述のアーティストらやその系統の方が集まっているので誘ってみようかなと考えている.


 この記事を書いていたら,友人からライブの抽選で当たったと報告が来た.2人分でとってくれていたので,私も一緒に参戦するつもりである.
 開催は2月とまだ先だが,とても楽しみだ.

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