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病気とつきあう(14) いったん終了

2019年の暮れに脳出血を発症、後遺症で身体障害に認定されています(現在3級)。発症時の記憶から回復期リハビリ病棟での入院生活、体調のこと、障害を持ったことで知ったこと等々、率直にいろいろ書いてきました。体の不具合には慣れることがなく、症状は季節を重ねるごとにゆっくり進みつつあるようです。ま、年も年だからしょうがないか。

もともと自分自身の記録と記憶の確認のために始めたnoteですが、なかなか前向きなことを書けません。体調のことを言い出すと愚痴が多くなり、ネガティブで我ながら気が滅入るような文章が多くなってしまいます。自分でもイヤになるので打ち止めにします。


障害者だけど病人じゃない?


杖をついてよぼよぼ歩いたりぎこちない体の動きをしていると周囲の人がさまざまに気を遣ってくれます。私の勝手な希望は、自分に対し「障害者として接してほしいが病人扱いしてほしくない」ということです。めちゃくちゃ矛盾していて複雑です。

要するに「身体の至らない部分は適切に手助けしてほしいけど、一人前の人間として扱ってね」ということです。手助けをそもそも求めることが「甘え」だという意見もあることでしょうね。否定はできません。

抑えられない健康な人へのひがみ?


自分の仕事や行動に対し意見されたとき、つい出てくるのが「こっちは体調悪い中苦労してやってるのに。あんたはどうなのさ」と思う気持ちです。言いがかりですよね。僻み根性丸出しです。その感情を声に出さず自分の中で留め置きできてるうちはまだいいけど、無意識に相手を非難するのは精神衛生上よくないし、人の道を外れてるのではと思います。

こうして自分自身の心の波を整え反省し言語化し、頭の中の軌道修正を図れるうちはまだいいでしょう。でも5年先、10年先はわからないです。そのためにできることはないし、先々の不安を思い悩んでもいいことはなさそうです。でも「時の流れに身をまかせ」るのはちょっと無責任ですね。誰に対して無責任なのか、家族です。

キース・リチャーズの名言


ローリングストーンズは大好きなレジェンドたちのバンドですが主メンバーは80代になりました。高齢者バンドですがこの10月に新作リリースが予定され、まだまだ現役です。メンバーのキース・リチャーズには「完全に転がりきるまで降参しない」というあまりにもカッコいい名言があります。自分もそうありたいと思います、せめて気持ちだけでも。

note投稿は続けたい


というわけで、「病気とつきあう」の投稿はひとまず終わります。誰にも求められてないけど勝手に宣言します。また何か思いついたら書きますけど。自分の好きな音楽やスポーツ、日々の喜怒哀楽の投稿は体調の許す限り、気ままに続けていきたいです。投稿することが脳を活性化し、気力体力の延命につながる気もしますし。

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