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私の好きなカバーソング(57)「Sometimes It Snows In April」プリンス、ディアンジェロ、コールドプレイ

4月21日はプリンスの命日です。天に召されて8年経ちます。
私が暮らす北海道では温暖化で昔より減ったけど4月になっても雪が降る日があります。季節は春なのに気温が低く雪が降りそうな気配を感じるとき、頭の中をこの曲が静かに流れて厳かな気持ちになります。
この曲はプリンスが1986年に製作し主演した映画「アンダーザチェリームーン」のサントラ盤「パレード」のラスト曲です。映画を見てないのでどういう場面で使われたのかわかりません。映画自体は興行的に大コケだったようですが、このアルバムは名盤と評価されていてこの曲は宝石です。

歌詞は、映画の中でプリンスが演じた主人公の死がテーマのようです。
  4月にだって雪が降ることはあるし、ひどい気分になることもある
  いいことはずっと続かないし、いつか終わりがくる
  愛、それは過ぎ去ってから気づくもの
という感じで無常の気分が春4月に降る雪に象徴されてます。
超美しいバラードですが、メロディーにも詞にも哀しさが溢れます。
プリンスが4月に亡くなったという事実と曲が結びついて悲しさを増幅させます。

米国のシンガーソングライターでミュージシャンズ・ミュージシャンとされプリンスを尊敬するディアンジェロによるプリンストリビュートの音源です。
言葉が出てきません!「なにもいえねえ」

英国のロックバンド、コールドプレイの2016年のコペンハーゲンでのライブです。
ビッグネームが次々と追悼の演奏をしています。プリンスの偉大さがわかります。

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