私の好きなカバーソング(96)「My Blue Heaven（私の青空）」ファッツ・ドミノ、ノラ・ジョーンズ、畠山美由紀、高田渡、オスカー・ピーターソン

この季節、外の澄んで乾いた空気を吸って何も考えず青空を眺めていたい。そんな衝動に駆られるけど実行するのはなかなか難しいです。以前「ブルースカイ」という曲をここで紹介しましたが、青空つながりでこの曲です。
1927年に書かれ翌年大ヒットした米国のポピュラー曲でスタンダードになり、1928年には日本語訳されヒット、日本でも定番曲になってます。私もこどもの頃テレビの歌番組などで何度もこの曲を耳にし、明るく楽しい曲調と「狭いながらも楽しいわが家」というフレーズが記憶に残っています。

ファッツ・ドミノさん(1928-2017)は米国の黒人シンガーソングライターで独自のブギウギピアノとブルース調ボーカルで主に1950-60年台に多くのヒット曲を産み出したそうです。1956年にカバーし、ヒットしています。
米国南部の匂いたっぷりです。

2012年ノラ・ジョーンズさん(1979-)のカバー曲を集めたアルバムからです。ノラさんはここでファッツ・ドミノのカバーとしてこの曲を取り上げてます。スカッとした青空というより、ちょっと霞がかかったような青空のイメージです。

ここで何度か紹介している私のお気に入りシンガーソングライター、畠山美由紀さん(1972-)はASA-CHANG&ブルーハッツとのアルバム(2007)で取り上げてます。

日本を代表するフォーク歌手だった高田渡さん(1949-2005)は1973年のアルバムで取り上げていました、

ジャズアーチストのカバーはあまり多くありませんが、レジェンドピアニストのオスカー・ピーターソンさん(1925-2007)が1952年のアルバムで取り上げてます。